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なんちゃってエリートは世界を救わない

みなさん、こんばんは。こちらは台湾、台北から今日もふと思ったことをダラダラと連ねていきます。

今日のテーマは一言で言うと、プライドが高い中途半端なエリートについて独断と偏見でお話ししたいと思います。気分が悪くなる人もいると思うので先に理解してこの先読み進めていただけると嬉しいです。


私は、現在日本の大学に通っていて交換留学で台湾で1年間留学をしているものです。今日お話しする内容的に自分がどのような大学に通っているかをみなさんに知ってもらった方が、この記事がどのような視点から描かれているのかをわかってもらいやすい気がしたので、軽く紹介してしまいます。自分は世間的には評価が高い大学に通っていているものです。自分では、自分は特別優秀な人間だと思いませんし、たまたま教育の機会を与えられて、素晴らしい人たちに出会えて運がいいやつです。そして台湾でも多くの人が一番だと認識している大学に今留学しています。自分は、評価が高いところに行けば、優秀な人と出会えるじゃないかというとてもわかりやすく、それと同時にとても浅はかな考えを持っていたこともあって、運よくそのような大学に行き、いろいろな方と会いました。もちろん、これらの大学にはとびきり優秀でとても面白い方と会うこともあり、そのような方々との出会いは僕の人生を間違いなく豊かかなものにしてくれたり、成長させてくれたので感謝しています。

もちろん、これらの大学に入ることは難しくないと言うことは僕はできません。僕は入るのは簡単ではないと思います。そのため、このような大学に入った人には、自分はここの大学にいるんだと言うプライドを持っている人も少なくないです。プライドを持つことは悪いことではありません。過去の簡単ではない試験を乗り越えた自分に誇りを持つことは当然のことでしょう。

僕は大学に入っていこう、自分の過去の結果をいつまでも引きずっていたり、大学の名前で人を判断するような人を何人か見てきました。
また、自分の考え方をエリートの考え方として、自分の妥当性を疑うことを怠っている人にもあったことがあります。

もったいない!!!

めちゃ哲学が好きだと豪語する人が、自分が無知であることを知らないのはなんと滑稽なことでしょうか?

論理的矛盾パラドックスですよね。

僕は、一つの意見を過剰に信じ(それ自体は悪くない時もある)、その意見に対して疑う努力を怠り、他者の人をその人の言動を見ずに表面的な物事でジャッジし、自分がそれまで築き上げてきた知識を人を見下すために使ってしまう人のことをなんちゃってエリートと呼んでいます。彼らは、社会的なポシジョンとしてはいいところまで行くかもしれない。だけど、人として勿体無いよ。

常に世の中に対して洞察する姿勢を忘れては行けない、そして、自分の一意見を信じて行動するのはいいが、それをすることなしに人に口だけでそれを言っても、なんの説得力もないでしょう。他の人からしたら不快です。まずは他の人を変えようとする前に自分で変えることができる自分を変えようよ。なんちゃってエリートさん。

君たちは、この世の中を見誤っている。あなたたちがこれまで受けてきた数々のもの存在を見落としている。君の今の生活も、地位も、頭の良さも君全てが手に入れたものではない。それは運の力を見誤っている。だから、忘れてはならない。君がとても恵まれていることを。

君が自分をエリートだと自覚するのであれば、それを自分の承認欲求を満たすためだけでなく、社会に価値があるものを生み出そうじゃないか。

そして、その表面的な肩書きを理由に、物事や人を考察する労力を省くのやめようではないか?それは愚かとも言える。


そのような人は自分たちで気づくのが難しいし、自分も時になんちゃってエリートムーブをかましてしまうこともある。

でもそれはダサい、クールじゃない。

自分は今まで20年少し生きてきて、本当にすげぇ、化け物みたいなひとと出会ったことも何回かあるが、彼らにはとても感謝している、彼らに共通しているのは相手の行動、姿勢に対して、リスペクトをする準備を常にしているところだと思う。もちろん自分がリスペクトできない部分に関してリスペクトするのではなく、相手のリスペクトするところはどんなところであってもリスペクトする。そこに肩書きなんてものは関係ない。

また自分たちも常に進化し続けている。驕ることも時にはあるかもしれないが、それを人に見せることはなく、自分に矢印を向け、新たなチャレンジをし続ける。満足をすることはないし、人をも下すこともしない。興味を向けない。

そして、世の中の多くの人に感動を与えたり、多くの人を笑顔にしたり、生活を豊かにしている。最高にクールだ。

別にこれはみんながスーパスターになるべきだと言っているわけではない。自分以外の人を一人でもハッピーにできれば、日々を丁寧に、自分ができることを少しずつ、一歩ずつやっていれば、自分の周りの人をハッピーにできる。それは最高にクールだ。

なんちゃってエリートさんよ

君の力を世の中のために使おう。人との比較ではなく、人への啓蒙ではなく、自分ができることを地道にやろう。評価されなくてもいいじゃないか。それが実際に世の人の役に立っていてば、それはとてもクールだと思う。そしてそれを自分が楽しんでいれば、さらにクールだと思う。

そうすれば、君の今欲しいもの、満たされていないものも満たされるかもね。



by  台湾で留学生活を送るなんちゃってエリート VOYAKEN

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