【12月のAudible読書メモ③】
今週はお仕事小説が多かったです。
『校閲ガール』宮木あや子
校閲のお仕事について詳しく知れてとても面白い。
続編が3巻まであり、そちらも気になる。
Kindle版の解説が角田光代さんであることを知って 早速、そちらも読んでみた。 Audibleで聴くだけじゃなくて、文字でも読みたくなってきた。小説内小説を味わうために。
『タクジョ』小野寺史宜
『タクジョ!みんなのみち』小野寺史宜
一冊目の校閲の小説同様、お仕事小説の魅力の一つは、やはりその仕事について詳しく知れることだ。だから、ドライバーさんの勤務時間や一日の走行距離や呼気検査のことなどを知って、思わず誰かに話したくなる。あるいは、今度タクシーに乗ったらドライバーさんと話したくなるだろう。いや、もう用事がなくてもタクシーに乗って運転手さんと話がしてみたい。そんな気持ちになる。
一人の女性タクシードライバーの成長してく姿にエールを送りながら物語を楽しんだ。また、自分が今までに乗ったタクシードライバーさんを思い出しながら、物語を追ったり、地名がたくさん出てくるので知っているところだと、「あ~あの辺り!わかる」などと言いながら、自分もタクシーに乗っている気分になるのも、この小説の魅力のひとつだと思う。(東京と札幌の地名に詳しい人は特に)
そして、この作家さんの特徴的な文体が心地よく自分の中に沁みていくのを感じる。人との繋がりを大切に、誠実に生きることの良さがじんわりと温かく心を満たしてくれる読後感がたまらない。ほかの作品とリンクしているのも楽しめるポイント。
2冊続けて読んで正解。
『audible(オーディブル)完全マニュアル本』浅見陽輔
audibleを使い始めて5か月ほどたつが、アプリの機能で使っていない物もあるので、どのように使うといいのか気になっていたので、こちらの本を選んでみた。
狙い通り、私には第4章がとても役に立った。
これからAudibleを始めてみたい人には有益な内容がたくさんあって、お勧めだ。
お仕事小説が続きました。
『校閲ガール』の続編も気になります。
次は何にしましょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またつぎのnoteでお会いしましょう。
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