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円滑な喋りをします!MCのお仕事をください!!!

舞台、映像、アフレコ、ボイスドラマ、いろいろなお芝居を経験させて頂き、全てに感じたのは“作品を作り上げる責任は、自分にもある”と、いうこと。

「たのしー!勉強になったー!」

それはそれでもいい。しかし現場は“自分の勉強の場”ではなく“お仕事”の場所である。結果論、勉強になった・楽しかったという感想は出てくるかもしれないが、ぼくの勉強の場所ではない。

脚本家さんが言葉を書いてくださり、ぼく(役者)が存在するための役(キャラクター)を作ってくださり、記録に残してくださる方がいらっしゃって。全体をまとめてくださる方がいて、膨大なお金がかけられて、はじめて成立する。それが“作品”だ。

「やってみたーい!挑戦してみたい!」

一つの動機としては良い。しかし、その道を目指せるのは“先輩方”が道を残し続けてくださっているおかげであって、それを忘れてはいけない。


・前回「ナレーションをやってみたい」


【調子に乗ってんなよと言われた理由】

業界の方が読んでいたらほんっとに、はたらが立つと思いますが、今は反省しているので許してください(泣)

お芝居の勉強をし始めた頃、お芝居を仕事にしていくぞ!というよりも“注目してもらえる手段”として、目指していました。ちょっとばかし声を褒められたからと言って「いけるかも!?」なんて思ってたんです。

でも、それまでの人生褒められることがなかったもんですから、元々持っているもの“声”を褒められたのはすごく嬉しかったんです。

運動も勉強もできなくて、カッコよくもなくて、何ができるんだろう?と思っていた学生時代。せっかく褒めてもらえることができたんだから、少しくらい鼻を高くしても、バチはあたらないだろう!と思ってました。

‥たしかにバチはあたりませんでした。ですが、反感?嫉妬?は、買っていましたね。専門学生時代に。
昨日のことのように思い出せるのは、ある同級生の女の子に言われたこの言葉。


ぼくの代には結構留学生がいたんですよ。レッスンでも日本語の発音、イントネーションで注意されてしまうことが多く、レッスン後に発音について色々聞かれることがありました。

中国人の留学生に「日本語の発音ならみんな問題ないはずなのに、どうしてぼくに聞くの?」と、質問したんです。そしたら

「ひろきの発音が1番キレイだから」

と、言ってもらいすごく嬉しかったんですよ。でも、それを聞いていた同級生の女の子に

「質問されるからって調子乗ってんなよ」

と、言われたんです。

聞かれたことに答えただけなのに、それのどこが“調子に乗っている”になるのかが、わかりませんでした。

でも、そう言ってくるからには何か理由があるはず。動機は何だろう?と詳しく話を聞いてみると、要は「自分が頼られたいのに、なんでコイツに聞くんだ」というものでした。


‥ぼくが調子に乗ってるかどうかって、関係ないじゃん!!!

言ってくる人は、何かと理由をつけて言ってくる。これを一つ一つ相手していたらキリがない、と思いました。

「親にお金を出してもらって、毎日頑張っているのは“言いがかりに対応するため”じゃない。声優になるためだろ!!!」

オーディションで役をかちとるためには、こういうことに時間を使っている場合じゃない。前回の記事で、ちょっと疲れた‥なんてことを書いてしまいましたが、そんなことを言ってる場合じゃない!!!前言撤回!!!やります!!!


【なんとかするのでお仕事を‥!】

ナレーション、声優は“声”で作品の一部にならせて頂きます。声を担当させていただくまでの間に、いろんな人が動いてくださっていて、最後の作業で“声”を吹き込みます。(厳密には編集が最後にありますが)

良くも悪くも声の印象で作品を変えられてしまう。その責任、プレッシャーは凄まじいですよ。やりたい!でも怖い。毎回この繰り返しです。

でも、このプレッシャーや緊張は、どの表現者にもあると思うんです。程度の差はあれど。ナレーションは独りで収録することが多いので(それでも緊張しますが)まだなんとかなります。

お客さんの前に出る(ライブやMCの)方は毎回どれだけの緊張なんだろうか‥。お客さんの前に出ることに慣れていない僕はこう感じています。

去年、朗読のイベントに出演させていただいたのですが、緊張しすぎて2回ほど噛みました。「朝」を「あしゃ」と言いました。もう、みんな「あしゃ」でいきませんか?え?あぁ、ダメですか。そうですよね。


技術やスキルは練習あるのみですが、メンタル面(緊張など)を鍛えるには、やるしかないんですよ。とにかく場数。そのためにも出続ける必要がある。やらなきゃいけない。でも、経験するには場所が必要なわけで。

・・・どなたか!MCや回しのお仕事をふってくださいませんか!!!遠方でも近所でも海外でもどこでもいきます!ギャラはほしいですが、顎・足・枕代は自分でなんとかしますので!!!


・自分のお仕事について話したいけど、誰かに振ってもらった方が話しやすくて‥

・1人で話すとき、うまくまとまらなくて‥


ポツンと一滴垂らしたら、なんでもグルグル回り出す、潤滑剤のような喋りを提供します!!!


真面目になりすぎたらツッコミも入れますし、準備やトラブルがあって、場繋ぎが必要になったらエピソードトークで繋ぎます!

もし「あれ?思ったのと違うな。」と思ったら捨ててください!!!

ご連絡、お待ちしております!!!!!!


次回「はじめての司会のお仕事で言われた“あなたはいらなかった”という言葉」


お問い合わせはこちらまで
ナレーター有野優樹(ありのひろき)

arino.hiroki@gmail.com

こんな感じのフリートークをしてます!

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