入学とか卒業とか就職とか結婚とかのライフイベントとは別に、自分の心の内側というか、魂的な節目のイベントが私には二つある。

一つは治らない喘息を機に学んだ、心理学やメンタルヘルスを通して得られた思考の変化、心持ちの変化だ。その前と後ろじゃ人が変わったみたいで、今思うと文字通り「生まれ変わった」とさえ思う。

人の評価や目線ばかりを気にして動けない自分を自覚し、今できることにフォーカスできるようになり、自分が好きなことをやって幸せになってもいいんだと心から思えるようになった。実際そうした。

成人喘息の発症のせいで(きっとこれも自分が引き寄せたようなものだと思うけれど)軌道に乗り始めていたヴォーカリストとしての仕事を一度全て手放したのに、最終的に起業して好きな仕事で生きていけるのも、こう考えられるようになったから。

まあ、全ては自然の流れなのかもしれないけれど。


そしてもう一つの大きな節目は2年前に兄がたった3ヶ月の闘病で死んでしまったこと。もともとスピリチュアルの世界は好きな方だったけれど、もっとリアルに「あっち側」があることを、体感した。説明ができない不思議な経験もいくつか起こった。

大いなる何か別の世界とつながる瞬間が間違いなくあって、もう少しこの世界に踏み込みたい、意図的に繋がれるようになりたいと思っている。

でもこれに関してはタイミング諸々あって、ゆっくりとしか進めていられない。が、別にそれでいいと思っている。どうせ巻き込まれている。(と思っている。)

なんでこんなことを急に思ったかといえば、この長々続く梅雨空のせい。

もう何十回と梅雨を迎えているし、夏好きの私は例年の梅雨の流れをなんとなく記憶している。(どんだけ好きなんだ)

でも今の私の覚えている梅雨は2年前、兄が亡くなった6月にあっという間に空けてしまったか空梅雨の暑くて眩しいあの季節だけ。その後続く、ふわふわした感覚に包まれていた夏もセットで強く記憶に残っている。


これから何度梅雨を迎えようと、楽しい夏を過ごそうと、この年ばかりを思い出すんだろうなあ。

ー 今日のポルトガル語勉強5 ー 
estação chuva 梅雨

Quand sera que vai acabar a estação chuva deste ano・・・
今年の梅雨はいつ終わるのかなあ、、


またね!
Tcha, até mais!


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