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朗読しやすい本

いつも朗読ライヴでお世話になっている古本バーcesta主催の読書会に参加してきました。
今回のテーマは「美味しい本」でしたが、「食べるより本が好き」な強者ぞろいのcestaユーザー。選書も半端なく…美味しくない本もそこそこ揃ってました汗。昆虫の料理本とか、倒れそうでした涙。

とか言って、私が持っていった1冊も「まずいスープ」戌井昭人さんなんですけどね笑。
戌井さんは脚本家でもあるんですが、言葉のリズムがとても良くて意外でした。
というのも、これまで読んできた脚本家の方の小説というのは、ディティールに重点が置かれていて、心情とか情景がわかりづらく、説明的になるので、正直私は読みづらい。
でも戌井さんの小説は、登場人物のモノローグがとても「生きて」いて、映画を観ている様。どんどん映像が浮かんで面白かった。

とはいえ、朗読しやすいか?
と言われると、それはそれで、キャラクターの強さに負けそう。
じゃ朗読しやすい本ってどんな本なんだ…?というと、私が思うに

①ディティールにあまり重点を置いてない
②説明しすぎていない
③心情、情景が表現されている
④登場人物の個性が強すぎない
⑤ストーリーがわかりやすい

かなぁ…?
声で表現する隙間がある小説や物語が、朗読しやすい、と思います。

もうちょいnote慣れてきたら、朗読ワークショップみたいな音声を有料マガジンにしてみようかなぁ。

それにしても今日の名古屋は暑かった。
怪談で涼みたいものです。
↓東京でウチの子にしてきた本達。朗読とは関係ないってどゆこと笑。

#朗読 #読書会 #戌井昭人 #cesta #VoiceVoice

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