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#41 いい。 とても。

VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりにかいてこうとおもいます。
 

いきの構造は読み終わり、西田幾多郎について永井均が書いた、]西田幾多郎 言語、貨幣、時計の成立の謎へ (角川ソフィア文庫)]というのを読みはじめた。 

何故この本を読みはじめたかというと[いきの構造]とこの本と鈴木大拙の[無心ということ]がセットでメルカリに出ててお得だったから笑。

元々、いきの構造に興味があって、鈴木大拙は個人的に好きで西田幾多郎の知識はまるでなくて名前はなんとなくって感じだったんだけど鈴木大拙の本は他に読んだ事があったので先にこの本を読みはじめた。

難しい哲学の本なんだけど、西田幾多郎の哲学について永井均さんが解説?解釈してくれるという内容なんだが、哲学だからわかるようなわからないような事を興味深く読んでいて、この前もスタジオにいく道中の電車の中で読んでいって北千住に到着しこんがらがった頭の余韻に浸りつつ下りのエスカレータに乗った。
なんとなく右上を見上げるとガラス張りのビルに透けて明らかにパンチラ上等のミニスカートの女の子が接客してるお店が。
それこそ全盛期の森高千里よろしくといった具合で、完全にそれ自体狙ってやってるんだがまんまとひっかかってしまってもはや西田幾多郎なんぞぶっ飛んでとても明るい気持ちになってしまった。ほあーんといった感じで。
パンチラを思うゆえにパンチラあり。パンチラを見た。この見たということが、私が確かにいるという事に他ならないのだ。

いい


いい。 とても。

そういえば武蔵野夫人に続き、溝口健二の近松物語も観た。

これもいい。とても。とにかく背中。背中がいい。
悲しくて美しい。男女平等もなければ身分制度もえぐい。溝口健二さんの映画自分が観た三本、今のところ、女が全部不幸になってるんだけど(男もなんだけど構造的には圧倒的に)、ここからBADBITCH美学まで行ってるんだから変化は間違いなくしているのかな…?。
前提が生きる事、イコール誰もが幸せとかじゃない時代だし、誰もそんな事思ってないような気がする。実際は今もそうなんだけど、悲しくも美しくありたいもんですなって
スカしているとパンチラを目撃してありがたいやらそんな自分が滑稽やらですな笑 

ほあーんといった感じで。


なんと斉藤由貴のLOVEがアナログ化!

私を構成する42枚には入れてなかったが私を構成する1枚には完全に入れるやつ。
ジャケ、声質、アレンジ、歌詞、全てが完璧なやつ。これはちょっと予約させて頂きました…。

Tohjiのインタビューめちゃくちゃよかった。

いい。とても。

読んでいただきありがとうございました。

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