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推しを踏まえた学生生活の総括

今日も元気にアイドルマスターに狂っている。
アイドルマスターSideMに人生を狂わされている。
人生を狂わされるのは5年くらいぶり。

秋口から急速にアイドルマスターSideMに狂ったこと、
それから学生生活を終えたということで、
かなり自分語りネタが出てきたので書きます。

※めちゃくちゃ自己陶酔の自分語りなので怒らないでください、怒るなら見ないでください


SideM、勝手にひとりで狂い散らかしているのだけど、
これに拍車をかけているのはライブ映像である。
友人Pがたくさん貸して下さり、自分でも買った。ありがてえ~

特にありがてえ~のはバックステージ映像。
これはいつの推しも変わらないのですが、
当方はライブの舞台裏映像やMVのメイキング映像が大好きです。
まあオタクはだいたいこういうの好きですけど。好きだからすぐ特典になるんだと思うんですけど。

理由のひとつとしてやっぱり「素の演者さんが見られるから」、というのはベタだ。
演者さん同士でわちゃわちゃしていたり
合間にぼんやりしていたりする姿は最高だ。

もうひとつわたしが好きなのは、
ライブしかりMVしかり映画しかり、
ひとつの作品が完成していく過程が見られるというところにあると思う。
わたしは別に芸術を専門として勉強していた訳でもないし
そういうセンスを持って見ているというわけでもない。
ではこれはどういうことなのか?
SideMを通して気づいた話をします。

SideMの特徴として、固定ユニット制という点があります。
それまでのアイマスシリーズにもユニットはもちろんあるけれど、わりと流動的な組み合わせで曲を発表している。
これに対してSideMとシャイニーカラーズは最初からユニットが組まれていて、そのユニット活動の描写が軸です。
定期的に2〜3ユニット合同での曲が出たり、
ユニットの垣根を超えたメンバーでのゲーム内イベントがあったりはするけど。(シャニはこの越境すらもまだあまりない?のかな?)

バックステージ映像に話はもどる。
ユニットが組まれているということは出演も基本的にユニット単位なんですよ。
だから舞台裏でも必然的に、ユニットメンバーを軸として過ごしていることが多くなる。
意気込み映像もユニットごとだったり、袖での待機もユニットごと。
ユニットごとの衣装に合わせたメイクをしてもらって喜んでいたり、
メンバー自分たちで揃えたアクセサリーを身につけていたり。


これ…この既視感……何……?


パートだ!!?!?!?!???


吹奏楽部の…パートだ……
吹奏楽部って(あくまでもわたしの解釈ですが)パート内の結束が基軸で、
全体の結束ってわりと副次的に生まれていく。
あと「○○パートって~~だよね」みたいな印象付けが勝手になされていく。「○○パートは女子力が高い」「○○パートは頭がおかしい」みたいな。

ただパートが違っても出身校とかクラスによって個々のつながりはそれなりにあって、

こういうことなんですよ。(あくまでもわたしの経験談ですが)

あ~~~~~…これだよ……エムマスメンバーの46人ってちょうどコンクール大編成に出られるくらいだし……
パートごとにアクセサリーを渡し合ったり、
もう…それ…それじゃん……

という戯言は置いておいても
小・中単位の集まりの結束力がいくつも集まって戦闘力が高まるというのはめちゃくちゃなんか、エモを感じる。


みたいなことを最近考えていて気づいたのは

「たなき、推しに自分の人生上のエモみを投影している説」

高校の部活引退後に、顧問の先生へルーズリーフ2.5枚分くらいの手紙を書いたことがあって(これも自分語り)、そこに
「自分が吹奏楽のステージを初めて見た時、それまでアイドルを見ていて好きだったステージやパフォーマンスをやる側になりたい、という気持ちが生まれて吹奏楽を始めたんだと思う」という旨のことを書いていた。
※先生が返事を書いてくれた原本を持ってるはずだから原文を書きたかったけど引っ越し作業でどっかいった

まあそうだなと今でも思う。意外と目立ちたいというか、「見る側」より「やる側」でいたいという気持ちは割とずっとある。
だから楽器を始めたし、指揮者をしたし、色んな司会をしたし、運営にあたった。4月からも今のところ遠からず、な予定。

6年間の吹奏楽経験は自分の中でめちゃくちゃ大きくて、
具体的に何を得たかと言われると言語化が難しいけど「団体行動ってこういうことだよな」みたいなことをずっと考えていた。
音楽以外の団体での何かの経験があまりないから分からないけど、前述した小〜中単位の集まりを結束させてひとつのことを成し遂げるというのは、吹奏楽とかオケならではだと思っている。
a×b×c×… ではなく、
(a+b+c…)×(d+e+f…)×… みたいな。伝われ。

3次元アイドルから起因した「やる側」への憧れが吹奏楽に繋がり、吹奏楽での集まりが結束して何かすることの経験がユニット単位のアイマスでのエモに繋がっている可能性が高いということです。

ただ「アイドルが好きだからやる側に憧れたら」のか「やる側への潜在的な願望からアイドルを好んでいる」のかはわからない。
前者な気がしているけど、物心つく前にディズニーランドへ行った時、パレードの待機中に道へ出て「みんなも!」と謎に周りの人を煽り始めた話をよく母から聞くので後者の線もそこそこある。物心ついてないのに観客煽りを心得てる幼児ヤバない?
どちみち20年ずっとステージが好きなんだろうな…

このエピソード以外にも後者に合点がいくポイントはあって、推しと同化しようとする癖は実はここから来ている気もする。
二宮和也さんに憧れて左手で箸を持っていること(これは違うのでは?)、
本田剛文さんに憧れて自分の武器をしゃべりにしようと決めたこと、
岡田彩夢さんに憧れて絵を描く人間になろうとしたこと(未達)、
9割方2つ目のポイントが根拠ですが…

ざっくり言って実はわたしがアイドルになりたかったとして、容姿とか歌ダンスのスキルとか容姿とか環境とか容姿とかそういうものがアイドルに及んでいるとは到底思えないわけで。だからアイドルになろうとは思わないけど、好きなアイドルの好きなところで、自分に身についてもおかしくないものを吸収できたらそれって理想に近づくよね、みたいな。
これに関しては自分語りの割にただの自分考察だからそうじゃない気もしている。自分のことだけどわからん。
要するに自分を自分の好きな人のキメラにすることで最強になれるのでは?みたいなことなのかな。
ていうか、好きな人の好きなところを取り入れちゃうことが一般的かそうでないか未だにわからない。自分ではずっと自分特有の癖だと思ってるんだけど。

ところでこのnoteはかなり時間をかけて考えたことをまとめているのですが、先日こんな動画があがりまして。

アイマスの面白さについて説明したいから少し時間をくれないか【ポプマス】
https://youtu.be/TMoRQWKxfJQ

オモコロの恐山さんによるアイマス入門なのだけど、これが首が取れそうなほど「それ!!!」となる話があった。

アイマスはひとつの物語ではないので、色んなメディアからアイドルの情報を断片的に得ていくとある時そのアイドルの人物像が見えてくる…
というニュアンスの現象を恐山さんが“顕”と表している。
アイマスはマジめちゃめちゃ顕だけど、そもそも人生が顕じゃないですか?という。

たとえばわたしが高校で生徒指揮をやっていた時、合奏を分解してパート、パートを分解して個人という単位で指導していた。ひとりひとりの演奏を見ていく時に「この人はこの言われ方は嫌そうだな」「このアドバイスで楽しくなるんだな」みたいなことがなんとなくわかってくる。
わたしは余談の多い指揮者だったから、それを楽しんでくれる・むしろそれがないと辛い派ととにかく淡々と合奏をしてくれ派がいることを薄々感じながらやっていた思い出がすごくある。
合奏中のそういう部分と、それ以外の会話の端々・持ち物みたいなところから、パートや出身が違うからよくわからなかった部員のこともなんとなくわかってくる……

“顕”だ…………

3次元のアイドルでももちろん“顕”していくことはあるけれど、あくまでも人前用の要素しか見えない(のが理想である)ので。
アイマスはフィクションだけれど、普通の人がアイドルになっていく表と裏が描かれていって“顕”するので、もしかしたらわたしにとってあまりにも青春の風景とマッチしていたのかもしれないな…とオモコロの動画を見て頭を抱えた。

恐山さんが動画内で

自分が歩いた道を振り返ったらアイドルマスター

とおっしゃっていて、これを自分に都合よく解釈していくともう、こういうことなんだな…とめちゃくちゃ思った…

…という感じですね……


なんかもうちょっと思ってたこととか書くべきことがあったと思うけどそんな感じで…
結局、ひとりでコツコツよりは色んな人の強みを合わせて何かやるのが好きだったし、人と話すのが根本的に好きだったし…みたいな10数年間だったなと思う。
よく考えたらこんなようなことを就活でも言ってたわ。やっぱり2020春〜夏の記憶がなさすぎる。

自分は高校から結構変わったと思っていたけどこう振り返ってみると比較的一貫していた気もしてきた。変わったのはボケ役を買って出るようになったところだけですね。あとは特にひねりは……無……

あと数日で社会人になるわけですが、こう考えるともう少しツイストを加えていけたらカッコいいですね。ツイストって何?わからん……ひねらずに生きることも…わからん……社会とは……己とは………何………………

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