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高い成果を出すチームは共通の仮想敵を持ち協力しあう ― 楽描人カエルンのファシリテーションのコツ

前時代的なチーム。成果がでにくい。高い成果が出たとしても人間関係が破綻している。よくある話です。

前時代的なチームは成果が出ない

前時代的なチームは結果が出にくくなります。チームのやることは上位組織から指示される。そのためにモチベーションが低い。ゆえに結果が出ない。
上長からの指示を待ってしまう。自分自身、自組織の都合を優先しがち。ステークホルダー、利害関係者。社内の複数の部署が協働している場合。会議や打ち合わせでは対立を避けます。議論を深めることなく打算的になりがちです。
当然ですがこれでは成果も出ません。

前時代的なリーダーはパワハラしがち

前時代的なリーダー。結果を出すもパワハラしがちです。
スティーブ・ジョブス。Appleを建て直した立役者として有名です。一方、その経営では問題があったと言われています。自社の社員が結果を出せない場合は罵倒する。さらには解雇する。無理難題をチームになげかける。パワハラめいたことになってしまいます。
チームにとっての「敵」をあえて演じることになります。

まざまな困難を打ち勝つから成果が出る

成果が出るチーム。成果が出るのはさまざまな困難に打ち勝つからです。
高い目標を持つ。ステークホルダー、利害関係者が寄り集まったチーム。その場合、それぞれが便益をえる新しい解決方法にたどり着く。
つまるところ、利害関係者同士の対立を避けない。むしろそこに効力しながら解決する。それができるから成果が出るのです。

共通の仮想敵を認識して協力しあう

今どきのやり方。それは共通の仮想敵を認識して協力しあうことです。
高い目標、より大きな成果。当然ですが困難が生じます。予算、期間など変えにくいものももあります。一方、利害関係者の意見が合わないということにもなります。目標が高くなればなるほど。より大きな成果を求めれば求めるほど。その対立は激化します。
そんなときにはどうするのか。それ利害関係者同士で共通の仮想敵を認識することです。利害関係者が対立するのではなく、共通の的に向かって協力しあう。そのような状況。構造にします。

心理的安全性も向上する

共通の仮想敵を意識して協力しあう。縦の関係から横の関係に変わることで心理的安全性も向上します。
縦の関係。上下関係。これだとどうしてもパワハラがおきがちです。マウントをとる/とらない。そんな話をよくききます。これは縦の関係。上下関係にあるということです。上司と部下。顧客と業者。この関係を上下の関係とするとどうしても上に立ったものが下のものに力(パワー)を振るうということになりがちです。指示や情報も上から下になりがち。これhで心理的安全性が保てるところかなくなってしまいます。
これに対する横の関係。顧客と業者というはあくまでもラベル。それぞれをパートナー。すなわち台東と考える。これにより心理的安全性は高まります。力(パワー)をふるう必要もなくなります。パワハラもおきにくいと考えられます。

可視化することで仮想敵を認識する

仮想敵を認識することで成果がでる。心理的安全性も向上する。問題はどうやって仮想敵を認識できるようになるか。その点になります。
グラフィックレコーディング、グラレコ。手がきでその時・その場でかく。その専門家である私、楽描人カエルンとして思うこと。それはライブドローイングによる外在化。可視化です。
上司のパワハラはある意味実態です。とてもわかりやすいですね。共通の仮想的。これは目には見えません。何らかの定義を与えないと認識できません。よって必要になるのが可視化です。

ビジネスで必要なのは可視化のスキル

より高い成果を出す。それをなし得るチームの心理的安全性を高める。やり方を間違えるとこれは相反することになりかねません。
それゆえ、共通の仮想敵を認識して協力しあう。そのために必要なのが可視化のスキルです。
グラレコをかく。ビジネスでさまざまな困難な場面に遭遇する。そんな経験から知見を得ています。そしてそれを伝えています。
一緒に学んでいきましょう。

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