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かこうとする対象の見た目の記憶がないことを絵がヘタだと言ってはいけない ― 絵がうまいとはたくさんの絵を覚えることではない

かこうとするものを覚えていないことを絵がヘタだと言ってませんか。


覚えていないことはヘタとは違う

名前を誰でも知っている。そんな動物の絵を突然かかせる。かくひとは当然覚えていないから珍妙な動物をかく。例えば羊をかいてみるなどを課題を出します。しかし、羊なんて覚えてないからかけない。それをあざ笑う。テレビ番組などでよう見られる演出です。私はこれが嫌いです。

何も見なくてもかけることが絵の才能ではない

かこうとするものは何も見なくてもすぐにかける。これが絵をかく人の才能
だと思っていることが多いと思います。それは絵の才能ではないと考えます。
たとえば羊をかうという課題。羊に意味はありますか。
グラフィックレコーディング、グラレコ。そこで羊をかくケース。それほど多くはないのではないでしょうか。例えば新規事業に関する打ち合わせだったら、それに関係する用語や概念について描けたほうが良いと思います。

覚えてなければ画像検索すればよい

大事なのは見たままかく能力です。
かこうとするものは画像検索すればよいのです。それを参考にかけば良いのです。トレスではなく特徴を抽出してかく。

マメジカ

絵をかくを学び直してみよう

ソロバンは数、計算能力を鍛えます。絵をかくはロジカルシンキングを鍛えると思っています。
絵をかくことがあたりまえになる。そんな世の中にしていきませんか。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。