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実写VRの歩き方10(動画編集ソフト)

さて、VR動画を撮影した後、前述したメーカー提供のスティッチングアプリをダウンロードをし、まずそのソフトで、市販されているVR編集のできるソフトで展開できるように書きだします。書き出す際には、素材となる撮影した動画が平面360度なのか180度なのか、立体360度で上下配置なのか左右配置なのかを指定できる。

編集を俯瞰してまずみてみるとおおよそ以下のようになる。この図を基に以下の編集ソフトがどの位置にあるかをイメージされたい。


3D処理ができるは2019.8月現在、Adobe Premiere Pro、Adobe After Effectsが最強ではないだろうか。

まずは編集ソフトは先述したAdobe Premiere Proが一般的である。メリットは歴史のあるソフトで、新しい画像のフォーマットが発表されれば、今でも毎月の様にアプリケーションのバージョンがあがっていく、サブスプリクション型(月払い、年払い)のソフトである。 このAdobe Premiere Proだけでも十分編集は可能だが、あわせてAdobe After Effectsがあれば言うことがない。

Adobe Premiere Proとの違いは、VR編集でいえば3Dにおけるコンテンツの配置を編集できたり3次元の処理が Premiere Proより細かく編集できる。テンプレートも専用の販売サイトもあるので、1から自分でつくらなくてもテンプレートを編集して活用できるメリットがある。

他のソフトをみてみよう。まず VEGAS Proだ。

VEGASは世界の放送局やスタジオで使われるプロフェッショナル向け映像編集ソフトという説明もあり、編集は多機能でVRをしなければこれで十分可能である実績のあるソフトいえる。 このソフトもVR360度編集ができるが、確か3D360度での買い出し設定は出来ない。

次のアプリケーションは Video Studioである。 PaintShopで有名なCorelの製品であり、クリエイティブな機能が満載の簡単で使いやすいビデオ編集ソフトという説明。上記VEGASよりもアプリ設定も細かくないので使いやすいが。 VR360度対応であるが確か3D360度での書き出しは出来ない。 

筆者の所感ではVEGASよりも処理が重く感じる。

他にもスティッチングを詳細に修正するソフトなどもあるが別の章で紹介したい。

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