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「遺作。」/即ち性。

本日ご紹介の音源はこちら。
2月に解体した病葉〜わくらば〜のボーカル、翼氏が以前に組んでいたバンド、即ち性。の残された楽曲2曲をゲストアーティストを迎え、ここへ来て待望の音源化。
翼さんのご好意で聴かせていただきました。

1.「桜月」
ジャンル分けとしてはレトロ系、昭和歌謡系に属するであろうメランコリーさ、哀愁が全面に押し出されたミドルテンポの楽曲。
特筆すべきは男女のツインボーカル。翼氏のヴィジュアル系らしい歌唱に、幸子氏のふんわりとしたハイトーンが被さることにより、独特な浮遊感を醸し出している一曲。

2.「哀色にエンドロール(再録)」
2018年に会場にて配布され、限られた人のみ手にできた楽曲もこのタイミングで再録され収録。
パンキッシュな疾走感にレトロチックな音作り。印象的なフレーズが随所に見え隠れする。
「もういいかい」「まあだだよ」の兼ね合いを男女ツインで表現することにより物語性が増すのは彼らならでは。


解散後メンバーそれぞれが活動する中、バンドとして産み出した楽曲をこうして時を経てきちんと音源化してくれるのは嬉しい限り。
しかし限定生産ではあるので、気になる方はこの機会を是非逃さないようにお手に取ってみてはいかがでしょうか。
購入はこちらから。
https://yaneura-shop.stores.jp

https://twitter.com/i/status/1646872014744080384


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