【No.1266】考えるな、行動しろ

娘と自転車練習に行ってきました。

娘はへんしんバイクというキックバイク経験者で自転車には乗れます。しかし、幼児用の少し大きい自転車に変えてから、新生児が生まれるなどいろんな理由で、ほとんど乗る機会がありません。お家遊びが好きなのもあって1ヶ月に1回乗るかどうか。

昨日は久しぶりに娘のほうから自転車に乗りたいと言われ、行ってきました。ただ、風がめっちゃ強い日でした。

娘が自転車をこいでいるとハンドルをとられるほど風が強く、怖くて乗れないと言います。

風がおさまった機をみて乗ってみますが、風が吹き出すことを恐れてすぐにブレーキ。建物で風が遮れる場所にいっても、やっぱりすぐにブレーキをかけてしまいます。

能力というより心の問題で、見ているこっちはじれったくなります。

乗りにいきたいって言ったのは娘だし、風が遮れるところでも怖いとブレーキをかけてしまう。僕としては「いや、しっかり漕いでりゃ乗れるやん、娘よ…。」と言いたくなります。

少しだけペダルを漕いで、歩いている僕より5メートルくらい先に進んでブレーキをかけてしまう娘の背中を見ていて、ふと思いました。

あれ?これ、もしかしたら大人も同じじゃないか?

大人も何かしたいことがあったとき、先輩やだれかに聞きますね。趣味的なものでも、仕事のことでも、独立・副業的なことでも何でもそうです。

優しく教えてくれる人を見つけて、初心者に毛が生えた程度にはそれなりにできるようになります。でも、結局、うじうじ、ああだこうだ。

いや、やりたいって言ったのは、自分自身でしょ?

そんな経験ありませんか。

今回の娘で言えば、すでに自転車に乗ることはできる。そりゃ不安定ではあるけど、ある程度は乗れる。けど、漠然とした不安がある。ふと強い風がふいたときに転ばないか。

先輩から見たら「怖がらずに乗れよ。乗れるんだから。まあ転ぶこともあるかもだけど、それも含めて練習だろう。」とじれったくなりますよね。

僕と娘のように親子関係なら見放さないけど、教える側と教えられる側は、そういう関係ではないですからね。金銭的な関係でもなければ、見放されるでしょう。

映画トップガン・マーヴェリックのセリフに、Don't think, just do.(考えるな、行動しろ)という言葉があります。

このセリフについて、なるほどと思う考察記事がありました。

いわく、作中の文脈や欧米的な考え方をすると、

(前提:もう十分に考えた、すべては頭の中にある)
それ以上考えるな、分かっている通りやるだけだ!

という訳のほうがしっくりくるだろうという考察です。

ご興味ある方は当該記事をお読みいただければと思いますが、

ある程度できるのに、二の足を踏んでいる状態の人には
「それ以上考えるな、分かっている通りやるだけだ!」

こっちの言葉を自ら回すと良さそうです。

ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生と仕事を楽しんでいきましょう!

■■今日の質問■■

したいけど二の足を踏んでいることはありませんか?

その理由は、ある程度できるはずなのに、"風で転ばないか"と怖がっているからではないでしょうか?

■■以上■■

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