【No.1314】強さとは何か?

マンガ『範馬刃牙』シリーズ、

なんで、読むだけで、さも自分が強くなったかのように錯覚しちゃうのでしょうね。きっと僕だけじゃないはず(笑)

僕はマンガを読むのが好きで、最近はもっぱら電子書籍。

本棚を圧迫している単行本は破棄して、電子書籍を買い直そうと目論んでいます。

電子書籍として買い直すか決めるため、もう一度読もうと手を出したところ、ちょっと反省(笑)

やっぱり引き込まれますね。バキシリーズ以外のマンガも、めっちゃ面白い。

当時の限られたお小遣いで買うために厳選した、自分の感性に合致しまくっているマンガしか残っていません。面白くて当たり前か。

ともかく

『範馬刃牙』シリーズのうち

現在は、無印の『バキ』の死刑囚編を終え、大擂台賽編の途中を読んでいます。

マンガ本編も面白いのですが、

単行本のカバーの折り込み裏にある「筆者の一言」も面白くて、今回はそれも楽しんでいます。

例えば、こんな「一言」があります。

強さってなんだ?いう質問に対して、

ーー

現時点での俺の考える強さの結論。
それは
『己の意思(わがまま)を通す力』
これである。

正義、良識、モラル、美徳、
結論を曇らせる要素は全て取り去り、シンプルに突き詰めて残った答えだと自負している。

ーー

別の巻では

ーー

我慢することも強さって、

我慢しなきゃならないってのは一つの弱さじゃないですか。
強いなら我慢する必要なんてない。

ーー

バキシリーズは、格闘マンガなので、

作中での強さとは、武力・暴力での強さを指すように思いますが

その「作者の一言」を読んでから、マンガを読むと違う側面が見えてきます。

例えば、大擂台賽編の、烈海王vs寂(じゃく)海王。

この戦いは「迷試合」と呼ばれている通り、寂海王は卑怯なザコキャラに描かれています。

しかし、他のキャラからは「強い」と称されていて、意味不明です。

(読んだことない方には、すみません!)

ただ、寂海王は、格闘家というより指導者でもあります。

だから彼の目的は、自身の流派の普及です。

つまり、意思(わがまま)とは、宣伝活動&講師のスカウトであり、

その点では、寂海王は、卑怯で試合には負けますが、

たしかに、わがままを貫く「強さ」は持っているわけです。

そんな風に勝手な考察をして、

強さにも色々あるよなと思うと、

強さとは、『己の意思(わがまま)を通す力』という言葉が、

めっちゃしっくりきます。

最後に、もう1つ「筆者の一言」を引用します。

ーー

諦めてしまう自分を好きになれる人はいない。
本当にダメージを受けて敗れてしまう方が
絶対にいい!

ーー

ということで(?)今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、頑張っていきましょう!

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