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デザインチームで「約束事」を決めました🍮

はじめに

Wcatではチーム発足2ヶ月が経った頃、デザイナーチームのメンターtamuさんのファシリテートのもと、チームの約束事である「ディシプリン」を明文化しました。
というのも、日々のプロダクト作りの過程で起きるデザイン課題やプロセスの整理を、このディシプリンを拠り所にして解決していきたいという思いがありました。今回Wcatではビジョンやミッションよりも実用性に重きを置き、少しだけ具体性を持たせた内容でまとめました。

Wcatのディシプリン


ディシプリン🍮ってどういう意味?

元々の意味はサッカーでいう「規律」「やくそくごと」にあたります。つまりチーム内での共通理解を指し、11人全員がやるべきことを共有することの徹底を意味します。

ディシプリンの意味は一言で言うと「規律」となります。すなわちチーム内での「ルール」と言い換えることもできるでしょう。ルールと言っても「あれを守りましょう」、「これをしてはいけません」といったシンプルなものとは限りません。

ディシプリンはチーム内での共通理解を指し、11人全員がやるべきことを共有することの徹底を意味します。ディシプリンを選手たちに完璧に浸透させることにより、ピッチ内でよりスムーズな動きが可能となり、チームに必要なオートマティズム(流動性)が生まれます。

ディシプリンの意味とは?現代サッカーに欠かせない“共通理解” Football for Employee


改めて、Wcatのディシプリン作りの背景を整理してみると…

デザインチームが発足したばかりで、共通認識やデザインプロセスを作り出す段階にあった。

この段階において日々の課題に取り組むべく「拠り所」=ディシプリンが必要になる。

そこで「どのようなチームにしたいか」「大事にしたい価値観」をメンバーで言語化し、ディシプリンを作った。

このような経緯でチームの約束事を考えました。

どのように進めたか?

まず「なぜここにいるのか?」と言うチームの存在意義を確認したうえで、KJ法を用いてワークを行いました。大まかな流れは以下の3ステップです。

Step 1
デザイナーチームのメンバーがそれぞれ「どんなチームにしたいか」をブレストし、ファシリテートのもとカテゴリーでまとめる

Step.2
step1を踏まえチームのディシプリンとして大事にしたい価値観を書き出し、3つの方向性にまとめる

Step.3
まとめた方向性と書き出したワードを頼りにディシプリンへ明文化する

ディシプリンを決めて🎉

デザインプロセスにおける諸々の制約の中で、行き詰まったり心が折れそう🫠な時に「拠り所」を思い出し、日々のデザイン業務に取り組めています。そして、ワークを通して他のデザイナーが「大事にしている価値観」に気づけたことも収穫物だと感じています。