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同棲すると一人の時間が無くなってストレスにならないか心配です

一人暮らしの快適さを知ると、他人と暮らすのがストレスにならないか心配な方は多いと思います。
17年の同棲経験をもとに、パートナーと二人の時間と自分時間を両立する良い方法はないか考えてみました。

【前提】同棲しても一人の時間は必要

二人で暮らしても、それぞれが個となる一人の時間は必要だと思います。
私の場合はHSP傾向かつ対人サービスの仕事で1日中人に接していると思いのほか消耗してしまいます。

同棲しはじめの一年くらいは相手に合わせる事が多かったのですが、だんだん自分本来の生活のペースに戻したい本能が見え始め、引きこもる時間がないことにストレスを感じるようになっていきました。具体的には相手にイライラしたり、ぶっきらぼうな対応をしてしまうなどです。

特に相手に無意識に合わせられるタイプの人は知らず知らずストレスを蓄積させやすいと思うので我慢しすぎないほうが自分のためです。

特に相手が嫌いとか、嫌なことをされるとかはないのですが自分には引きこもる殻が必要なんだと気づいたのは他人と暮らしたおかげです。魂のリカバリールームで心身のバランスを整える必要があると感じました。

【実例】どうやって一人の時間を作るか


私の場合、今はフリーランスなのでパソコン作業も増え自室をもらいましたが、同棲し始めは部屋数が少なくプライベートな空間がありませんでした。その後、自分の場所に引きこもることが必要だと気づいてからはパートナーにも相談し、一人になれる空間を作りました。パートナーは一人になって籠もらなくても平気な人なので特に部屋はいらないという主義です。現在は軽いPC作業用のデスクをリビングの片隅に置いています。

とはいえ、間取りの問題で自室を持てないこともあります。このようなときは、半同棲のほうが自分の時間を保ちやすいと思います。

無理して四六時中一緒にいることもないし、お互い一人の時間を大事にしたい主義ならそのほうがメリハリもつくので二人でいる時間がより大切な時間になると思います。

同棲しないパートナーシップ

LGBTQ+の人ならパートナーと家族的関係になるのを望まず、あくまで恋愛を楽しむ関係を望む人も多いと思いますのでお互いの最適な距離感ですごせたらいいですよね。必ずしも同棲しなくてもお互いの自由な生活を優先する選択肢を取るカップルも多いです。

私のように50代近い世代の感覚は20代、30代の人とギャップがあるかもしれません。若い人のほうがより自分を大事にして、多様な関係性を尊重し合ったパートナーシップを作っているように見えます。

自分たちのやり方でたとえそれが一般的でなくてもお互いが尊重しあえるならそれでOKだと思います。

「一人の時間」が何よりも好きな人は同棲しないほうが楽かもしれない

これを言ったら元も子もないのですが、ひとり時間が何よりも好きな人は、もしかすると同棲が息苦しく感じるかもしれません。
同棲は、相手と多くの体験や時間を共有する喜びが醍醐味と感じます。

生活の中の小さな違いがストレスになったり、相手に何かを求めたい人は同棲することが重荷になることもあります。例えば、意見が分かれることなどは日常茶飯事です。相手の要望と自分の要望をバランスよく叶えて行くことが必要になります。

ひとり時間が好きな人、人といると精神的負担が大きい人は無理して二人暮らしをしないほうが生きやすいかもしれません。私の周りのセクシャルマイノリティの友人の中にも、同棲しないからこそ10年位以上良好なパートナーシップを保っている人もいます。二人ともお互いの家族と自分の時間を大事に仲良くやっています。週末だけお泊りすることもあるようです。形のようです。必ずしも一緒に暮らさなくても良い関係は保てるという例でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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