MICHI PHOTO|渡辺未知*人生の記念写真家(京都ティータイム倶楽部)

ウェディングフォト、家族写真、ポートレイトなど「人生の記念写真」を撮影するフリーのフォ…

MICHI PHOTO|渡辺未知*人生の記念写真家(京都ティータイム倶楽部)

ウェディングフォト、家族写真、ポートレイトなど「人生の記念写真」を撮影するフリーのフォトグラファー。「物語を写真で残す」がライフワーク。京都長岡京のスタジオ撮影を中心に時々イギリス等へ出張も。悲喜交々の日々に幸せをもたらすイギリスで覚えた”ティータイムの魔法”を広める活動も展開中

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自己紹介:ミチ案内/フォトストーリー編

物語を写真で残す MICHI PHOTO/渡辺未知*人生の記念写真家 ◾️子供の頃から繋がる「物語を写真で残すこと」への思い熊本生まれ、京都在住。三人兄姉の末っ子。 子供の頃から映画(お気に入りはチャップリン)や本(主にイギリス児童文学)に沢山ふれて、「物語が教えてくれる幸せ」と共に育つ。 病弱だったため、寝床の中で心に残った物語の一場面を回想したり、自分で作った物語の続きを空想したりして過ごすうち、「このイメージを形に残せたら良いのに」と思うようになる。 その思いが、写

    • 京都の古書店で『本と写真とティータイム展』開催中

      京都、出町桝形商店街にある古書店エルカミノにて 5月5日(日)まで『本と写真とティータイム展』を開催しています。 古書店の小さな蚤の市店頭のロングベンチでは、お茶と掘り出し物(新品&セカンドハンズの雑貨)を販売しています。 おすすめ英国紅茶(Ashby's)と特製ハーブティー 紅茶ブレンダーメーカーとしてジェームス・アシュビィ氏が1850年にイギリスで創業した、英国紅茶「ASHBYS OF LONDON・アシュビィズ オブ ロンドン」。 百貨店の英国フェアに出店されるく

      • ケンブリッジ郊外で撮影したヴィンテージな結婚式|英国ウェディング物語

        デヴィッド氏との出会い(長すぎる前置き) 私はフリーランスのウェディングフォトグラファーとして、京都を拠点に、全国各地、そしてイギリスで、これまで沢山の結婚式を撮影してきた。 とりわけ 2009年からコロナ直前の2019年までのちょうど10年間、 私は毎年欠かさず渡英し、現地の結婚式(=英国ウェディング)を撮り続けた。 この10年間は同時に、日本でのウェディング撮影の仕事が多忙を極めていた時期でもあった。 結婚式を撮影する仕事は本当に大好きなのだけれど、その反面、日本の

        • スコットランドでティータイム(雑誌ミスター・パートナー片手に)|ティーハウス巡礼

          序章雑誌「ミスター・パートナー」と私 「2023イギリス/スコットランドの覚書」の記事の中で何度か触れているとおり― この旅の最大の目的は、「旅するウェデングフォトグラファー」として、 スコットランドで結婚式を撮影することだった。 コロナ前の2019年まで毎年、ウェディング撮影のために渡英していた私だが、スコットランドまで足を伸ばす機会がなく、今回、実に20年以上ぶり。 せっかくなので、ウェディング撮影の前後に、つかの間の観光を楽しむことにした。 ググれば何でも分

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          旅、ふたたび(シルバーウィークの京都で写真展を開催しています)

          去年に続いて・・・ 今年も写真展の開催をお知らせします。 (現在、すでに開催中です💦) ++++++++++++++++++++++++++++ 第14回ワタナベミチ写真講座グループ展 テーマ: 「旅、ふたたび」 ++++++++++++++++++++++++++++ ■会期:2023年9月20日(水)~25日(月) ■時間:12:00~18:00 💡土日(9/23&24)は19:00まで延長 💡最終日(9/25)は17:00までの短縮 ■会場:アートギャラリー北

          旅、ふたたび(シルバーウィークの京都で写真展を開催しています)

          ビートルズとクリームティー|ティーハウス巡礼/ロンドン・ナショナルポートレートギャラリーにて

          今回、3つの目的でイギリスへ来た私。 滞在期間は2週間。 3つの目的を達成するには、わりと短い。 時間に余裕があれば「ロンドンのギャラリー巡り」を決めこみたいところだが、そういうわけにもいかず。 事前に Time Out Londonで催しをチェックした結果、 今回はナショナル・ポートレイト・ギャラリーで開催中のポール・マッカートニー写真展へ行くことにした。 実はこの写真展、来年は日本へ巡回するらしい。 それなら、ロンドンでしか見られない展示を観ておくべきでは、、

          ビートルズとクリームティー|ティーハウス巡礼/ロンドン・ナショナルポートレートギャラリーにて

          ヴィクトリアンケーキはイギリスの母の味(レシピ付き)

          そんなわけで、イギリスへ来た私。 今回の旅の目的は3つ。 ①イギリスの「家族」に会うこと。 ②スコットランドでウェディングフォトを撮影すること。 ③(改めて)本場のティータイムを考察すること。 ①の目的のためイギリスに到着した翌日、さっそく電車に乗って、ロンドン郊外、ケント州のベクスリーという町に住む私のイギリスの「家族」、リチャードソン夫妻に会いに行くことにした。 彼らとは、私のロンドン留学時代(2002年)、たまたま知り合った。 イギリスでは、花の美しい

          ヴィクトリアンケーキはイギリスの母の味(レシピ付き)

          私が旅に出る理由(イギリスへ)

          今、私は4年ぶりに渡英すべく、関西空港の第一ターミナルで搭乗を待っている。 実をいうと、今回の渡英は夏になってから、わりとバタバタと決めた。 再びイギリスへ行くとしても、今年じゃないなと思っていた。 この春は、私の本業であるMichi Photographyの仕事_すなわち、卒業記念、成人記念、入学記念、そして桜ロケでのウェディングや家族写真の撮影がとても忙しかった(ありがいことに)。 そのうえ、昨年の秋から一般社団法人日本ウエディングフォトグラファーズ協会の代表理事

          雑誌と紅茶の『TEA TIME』

          先日、仕事(=ポートレイト撮影)の帰りに、京都高島屋で開催中の英国展を覗いてきました。 やっぱり1番の目玉は スコーン でした。 今、世の中は空前のスコーンブーム。 これまでもジワジワ人気上昇していましたが 先日「マツコの知らない世界」で特集されて 一気に爆発したようです。 素直に楽しい♪ 反面、 いつぞやのマリトッツォのように 一過性のブームで終わらなきゃ良いけど… なんて、老婆心も。 いえいえ そうならないためにっ 京都ティータイム倶楽部はブームを脇目に見つ

          KYOTOGRAPHIE勝手にコラボ|古書店フォトスタジオ

          2023年4月23日(日)、京都ティータイム倶楽部のイベントを開催します。 「サン・ジョルディ古書店フォトスタジオ」場所:古書店エルカミノ(出町桝形商店街内) エルカミノ店内にある「京都ティータイム倶楽部コーナー」を背景にした特設フォトブースで、わたくし(Michi Photography)がお客さまのポートレイト/記念写真を撮影する、という催しです。 折しも今、京都は国際写真フェスティバル「KYOTOGRAPHIE」の真っ最中。 エルカミノのある出町桝形商店街にはK

          京都ティータイム倶楽部のこと。

          ティータイムといえば、思い浮かぶのはイギリス… と、言いたいところですが 私の場合、真っ先に思い浮かべるのは 布団の敷かれた畳の部屋。 10代後半まで喘息を患っていた私は、1か月のうち1週間くらい、布団の中で過ごす生活を送っていました。 発作がひどい間は苦しくてただ寝ていることしかできないのですが、治りかけの最後の2日間くらいは、1日中好きな本を読んで過ごすことができ、実はそれが密かな楽しみでした(このとき、”どんなに辛い中にも、幸せはある。”と、悟る※漢字もソック

          エリザべス1世ゆかりの館で極上のスコーンを|ティーハウス巡礼/イギリス

          ロンドンへ行ったからとてー 街を歩けば素敵なティーハウスに当たる というわけでも、ない。 もちろん、有名なホテルや百貨店に行けばゴージャスな本場アフタヌーンティーを満喫できるけれど、さりげなく豊かなティータイムを味わえる昔ながらのティーハウスというのは、探す方が難しいと言ってもいい(だから、ロンドンではミュージアムの中のカフェに頼りがち)。 この点、老舗の一軒家カフェが綺羅星のごとく点在するウィーンやパリとは、ちょっと勝手が違う。 というわけで、私の愛するティーハウ

          エリザべス1世ゆかりの館で極上のスコーンを|ティーハウス巡礼/イギリス

          とにかく観てほしい映画|ルイス・ウェイン-生涯愛した妻とネコ

          忙しくてもー むしろ、忙しければ忙しいほど 映画を観ます。 旅に出たり 本を1冊読んだりする暇がなくても 映画を1本観るだけで どこへだって行けるし、 映画館という「完璧な平和空間」に身を沈めて 純粋に泣いたり笑ったり=「心に汗をかく」ことが なによりのリフレッシュになるからです。 そんなわけで、京都の出町座で観てきました。 The Electrical Life of Louis Wain 直訳すると「ルイス・ウェインの電撃的な生涯」かな。 邦題は「ルイス・ウェインー

          とにかく観てほしい映画|ルイス・ウェイン-生涯愛した妻とネコ

          写真展『光に向かって』

          ■会期:2022年9月14日(水)~19日(月・祝) ■時間:12:00~18:00 *最終日は16時まで ■会場:アートギャラリー北野 2 階(京都市中京区三条河原町東入ル) ■入場無料 ワタナベミチ写真講座の受講生18人と講師によるグループ写真展を開催します。 今年で13回目を迎えます☆ 今回のテーマは 『光に向かって』 光といっても 事象的な光だったり 心象的な光だったり 感じ方は「十九人十九色」。 それぞれの写真の中から射し込む光を 眼と心で感じてくださ

          ピクニックへ出かけるように記念写真を撮りに行く

          ウエディングフォトにはじまり、、、 折りにふれ「人生の記念写真」を撮影させていただいているお客さまが 先日、未知フォトスタジオ「CAMERA&TEA HOUSE」へお越しくださいました。 もうすぐ息子くんの2歳のお誕生日と事前にお聞きし、 お祝いのガーランドでお出迎え。 ウィリアムモリスの壁紙「GARDEN CRAFT」が貼られた室内では ちょっとフォーマルなポートレイトを。 そしてガーデンへ出て ティータイムフォトをお撮りしました。 おふたりから最初にウエディング

          ピクニックへ出かけるように記念写真を撮りに行く

          メアリー・ベリーのスコーンレシピ(日本版)

          メアリー・ベリーを知っていますか?最近の私の楽しみの1つは、Eテレで毎週木曜10pmに放送されている『ブリティッシュ・ベイクオフ』という番組を観ること。 イギリス各地から集まったアマチュアベイカーたちが菓子作りの腕を競い合う、いわゆる勝ち抜き選手権番組ですが、そこで審査員をしている老婦人が、メアリー・ベリーです。 この方、正真正銘、イギリスで最も権威のある料理研究家。 イギリス留学時代、私にヴィクトリアケーキの作り方を教えくれたホストマザーも彼女に絶大な信頼を寄せていて、