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体外受精後、早期破水から1ヶ月早い出産!促進剤での出産記録を大公開


結婚3年目からの不妊治療。
タイミング法→人工授精→体外受精(顕微)での妊娠でした。



楽しい妊娠生活と思い描いていたのに、妊娠したら終わりでは無かった・・・なんと早期破水で1ヶ月早く出産に!

4月出産予定が3月に出産になり、予定は大幅に狂いました!(保育園、学年が変わるなど)何より4月から夫が単身赴任解消予定。3月はまだいない!

出産に間に合わず、なんと一人で出産しました。

そこで陣痛の最中につけたメモを公開します。
生々しいですが、あえてそのままにしてます。出産備忘録。


「え?!もしかして破水?!」「このまま出産?!」と思った方の参考になれば良い話。
 


36週4日(出産前日) まさかの早期破水

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6時45分頃

水っぽいオリモノで起床。 
前日、便秘が解消され、出産前に排便が促される情報を思い出し不安になる。布ナプキンを生理用ナプキンに変える(漏れ防止)その後二度寝。

10時起床

身体がだるく寝すぎる。水っぽいオリモノと伸びるオリモノ。
「ん?オリモノ多くない?破水かな?」と不安になりググる。
破水するとキッチンハイターの匂いがすると知る。



11時半

朝昼ご飯を食べながら、破水だった事態を想定して、家の片付け開始。洗濯を畳むゴミ捨て 生ごみの処理。単身赴任中の夫への必要書類準備。


14時

トイレで、やっぱりオリモノが多い気がする、そっと匂うとハイターの匂いがして固まる。病院に電話して状況説明。すぐに来院指示。


14時半

タクシーが中々来ずイライラしながら病院へ向かう。この時点で「破水かも」に気づいてから7時間経過(早期破水なら48時間以内の出産になると合間にググって知る)


15時着

内診で破水と確認。胎児の頭が下がっていますとの事。NSTで確認。採血。


16時過ぎ

病室が決まる。朝までに陣痛こなければ主治医の判断で対応しますとの事。
実母に電話。トイレへ行くと赤いオリモノ?血?おしるしかも。


18時前

看護師さん内診。赤い出血はおしるしとの事。赤ちゃんの頭が骨盤にハマりつつあるし、子宮口が柔らかいので陣痛来たら早いかもと。


18時

夕ごはん。食欲がなく半分残す。お腹痛い気がするが便意。


19時半

NST。胎児は元気だが陣痛来てない。

21時半

検温。陣痛来ない。明日に持ち越しか。


36週5日(出産日) 陣痛促進剤にて出産  

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2時半

目が覚める。看護師さんから心音チェックしますと 。良好。
腰が生理痛のように重いが、まだまだ子宮口が開いて無い。子宮口が開けばもっと恥骨付近が痛いとの事。
 

4時半

陣痛感覚を、スマホアプリでつけてみたら8〜10分で30秒ほど続いてる。
お尻の穴が絞られる感じ。伸びるオリモノが出てる。
 

7時  

NST、子宮口1.5センチ。産道柔らかく胎児の頭がすぐ触れる所にあるよと。
陣痛が来ないので、促進剤プロスタグランジンE2 内服を開始になる。これから1時間ごとに内服して陣痛を待つとのこと。

8時  

プロスタグランジン一錠追加。朝ごはんは半分。腰が痛いしトイレ大が出るので腸内をきれいにして出産に備えているのかと思う。
 

9時過ぎ

プロスタグランジン一錠追加。NST 。大きな張りは来ているがまだ規則的でない。腰は重いがまだ生理痛程度。赤ちゃんは元気に動いている。

10時過ぎ

プロスタグランジン4錠目、腰が痛くなってくる。

11時過ぎ

陣痛がつかないので、プロスタグランジン5錠目 。あぐらがいいと言われて、座って揺れてみる 。5-6分おきに陣痛。


 12時過ぎ

お昼ご飯だが、食欲落ちている。あぐらのせいか赤ちゃんは心臓の位置が下がってきた様子。(出産近い?!)プロスタグランジン6錠目。 

13時半

NST。陣痛は来ているが不規則。5-7分おき  あぐらで痛み増す。
看護師さんより先生の予想では夜中だが、こなければ明日の朝からは促進剤点滴。
 
会陰切開と立ち会いについて聞かれる。臍帯カット希望も。(希望なし)
 

15時

おやつ。腰が痛いがまだ耐える痛さ。
 

16時半

NSTは4ー6分間隔 。明らかに痛い。今までの痛みレベルごときは陣痛ではないと思い知る。
 

17時過ぎ

内診後子宮口2センチ。5分間隔の陣痛、座ってられないくらい痛い。ナースコールをする。看護師さんがチェックしたところ、羊水もれ有り。


18時過ぎ

夕飯  余裕無くパス。
LDR(Labor(陣痛)-Delivery(出産)-Recovery(回復)の略で、すべての時期を同じ部屋で過ごすことのできる分娩室)へ移動。
陣痛3分おき。子宮口3センチ 、5センチまでは初産は長い。大体、初産は15時間と言われて死にたくなる。

痛みの中、夫は単身赴任中、飛行機の予約が取れず、このまま夜に出産すれば助産師さんと二人出産決定!


 横向き、 陣痛チェア、 四つ這い。
早く産める方法聞くが腰が痛過ぎて、うめき声しか出ない。助産師さんがずっと腰と肛門押さえてくれる。さすがプロ。


19時

お尻からなんか出そうな感覚。子宮口5センチ。「開くの早いですね」と言われても、早くない!と怒りが湧く(理不尽)

何度も無痛分娩と帝王切開を懇願するも看護師さんにスルーされる(当たり前)
 

19時半  

「腰が痛過ぎていきみたい」と助産師さんに言う。子宮口チェックしてもらい「9センチ、10センチになったらいきんでいいよ、まだ早いね!」と。
1センチくらい、おまけしてくれと泣きそう。多分大便も出てるが、そんなのはどうでもよい。

歩き回って紛らわすが全く紛れない。

20時  

助産師さんより子宮口全開 と知らされる。「いきんでみよう」と許可が出る。会陰切開防止にオイルやらなんやらしてくれる。

腹筋を見ろ、声出さず、腰を後傾の指示。そんな余裕は無い。痛くて、無理過ぎて大声が出る、声出す方が乗り切れる感じ。

20時半

出産準備で足固定。いきみたいが腰が痛過ぎて上手く力が入らない。
とにかく「早く終われ」の一心でいきむ。
 
赤ちゃんの頭触る?と聞かれて、いいと速攻断る。そんな余裕はない。
 

21時

先生がやっと登場。
赤ちゃんの心音が弱いから会陰切開でもう出しましょうと。
もはや痛みで余裕無さ過ぎて、どっちでもいいと言う。
 

21時5分誕生

会陰切開をし、助産師さんが取り上げる。大きな泣き声が聞こえて、目線を向けると鼻が夫そっくりの真っ赤な赤ちゃんが泣いていている。
臍の尾が股からホースのように延びてて怖い。


臍の尾カット。胎盤出す。会陰切開裂けすぎたのでと、何度も縫われる。痛みがあるので部分麻酔追加を追加して縫う。

カンガルーケアで一瞬、赤ちゃんと触れ合うが、体重計測や飲んでいた羊水を出すために赤ちゃんは別の場所へ。
 

産後二時間、そのまま赤ちゃんとLDRに待機。
助産師さんが出たり入ったりしながら、赤ちゃんと私のケアをしてくれる。

「初乳あげてみようか?」と言われる。

 赤ちゃんは左乳首は吸うが、右は寝てる。合間にスマホから実家等に連絡。

週数が早いので、出生体重は2478g。
軽いのでナース室に預かりになった。


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出産直後に思ったのは「次回は無痛分娩」と言う言葉だけ。

本格的陣痛から5時間程度で産まれているので、初産にしては早いと言われたが、この痛みのせいで5時間が何十時間にも感じた。
世界のお母さんを尊敬して出産記録とする。




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