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英語の学び

英語を聞き取るのって、本当難しい。聞き取りが困難だから、正確な発音も難しい。単語単体で言うのと、文節の中に同じ単語がある場合とでは、音が異なる。隣り合った単語や前置詞によって、聞こえなくなる音や、変わる音がある。

その点、日本語は表記=読み、だから、単純でわかりやすい。平仮名、カタカナ、漢字、ローマ字といった表記の種類の多さや、敬語の使い分けなどの難しさはあるが、単語を並べただけで助詞や主語すら省いても、意味は通じる。

英語はアルファベットの数こそ少ないが、発音に関しては、舌や歯を使った複雑でほんの小さな音、口腔をすぼめたり顎の位置を変えたりして生まれる音など、日本人には馴染みの無い音が沢山あって、そこが大きなネックになっている。

私自身の英語の学びは、基礎的な文法の復習を近年やってみた。文法をコンパクトにまとめた3時間位の動画を見つけ、それを書き溜めた。小さなノート数ページに収まる分量で、中学・高校で習う基礎部分の概要だ。これが結構便利で、当時理解できなかった事、躓いた部分がこの歳になって腑に落ちたので、動画作者には感謝である。

腑に落ちた、と言っても理解の途中というのが正解だ。前置詞をもっと使いこなせれば、文の作成もスムーズになるんじゃないか、自動詞と他動詞がすぐに判別できない、この単語の過去分詞は何だっけ、書き始めればまだまだありそうだ。そして肝心の「聞く」「話す」。耳と舌が英語に慣れていないので、こっちは更に時間がかかりそうだ。

字幕映画やワールドニュースを見ていて、「解る」瞬間がちょこちょこある。英語を実生活で使う場面はそんなに無いが、やはり生の会話が一番の勉強だろう。英語で議論するとか、複雑な心の機微を表現すると言った高度な事はさておき、日常のシンプルな会話が出来れば便利なんじゃないか、とオバサンの英語への関心は続くのである。

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