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茶道から繋がる日本文化

こんにちは。

茶道についてみなさんはどんなイメージをお持ちですか?

美味しい和菓子が食べれて、
お茶の淹れ方がキレイ。
そして正座するのがきつそう。

始める前の私はこんな感じでした。笑

現在、茶道を習い始めて1年ほどですが、
少しずつ気づきが増えてきました。

1番わかりやすく実感したのが、
茶室を中心に色んな日本文化への繋がりがあることです。

イメージはこんな感じ

茶室には色んな花や道具が置いてあります。

一見、質素に見える茶室ですが、
その中に「何がみえるか」は、
その人の感性と知識によるものが大きいのかなと思います。

例えば、夏の茶室には、
季節のお花や植物として、
宗旦木槿や祇園守といったものがいけてあります。

また、使うお茶碗はガラスのものが出されたり、
お菓子は天の川が出てきたりします。

季節に沿ったものでお客さんをもてなす気持ち。
そこに楽しみを見出すことが茶道にとって重要なのかもしれません。

以前の記事でも紹介した茶の本の中にもこのような言葉があります。

茶道のいっさいの理想は、人生の些事の中にでも偉大を考えるという禅の考えからでたものである。

岡倉天心.茶の本.53p

このように小さなことに偉大さを感じることが大事であり、
そこに喜びを感じるというのは、
人生にとっても同じなのかなと思いました。

小さな幸せを大きく感じる。
そこに気づくことができるかで、
人の幸せの感じ方は違ってくるのかな。

兎にも角にも小さなことに気づくには、
やはりそれだけの知識と感性を磨く必要があります。

まだまだ私は修行の身ですので、
今後も色んな切り口で物事を見れるように、
お稽古に臨みたいと思います。

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