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第3節 vs. テゲバジャーロ宮崎

 3月10日はホーム開幕戦、アクスタにガイナーレ鳥取はテゲバジャーロ宮崎を迎えました。

 今年もと言うべきか、心身ともに調子が上がらず、漠然とした不安を抱えながら臨みました。特に、この冬は右膝の痛みがひどく、2月末までまともに歩けていませんでした。歳でいろいろボロやガタが出てきます…。

 今シーズン初めての撮影ということでチェックとテストを重ね、いつにも増して慎重に準備を進めていきました。忘れ物をしないように気をつけて、7時半頃に出発しました。車の調子も心配だったりしたのですが、杞憂で、快調に往復してくれました。愛車には、今シーズンも頑張ってもらいます。

 アクスタに到着すると、いつも通り印刷したQRコードを受付で読取ってもらい、紫のナンバー2ビブスを受取りました。記者室には、すでにÝカメラマンがおられ、今シーズンもよろしく的な挨拶を交わしました。いつもの席が空いていたので、迷わず、そこに陣取りました。

 バッグからカメラやレンズ、ストロボを出しては組んでいっていると、段々と撮影モードに入っていけて、それが自分でも意外な感じでした。今シーズンで20年目、伊達に、無駄に長くはやっていないのかもしれないなと思ったりしました。

 まずはホーム開幕戦ならではのスポンサー看板撮りを手っ取り早く済ませたかったところですが、ピッチでは前座イベントが繰り広げられており、看板の後ろで見守っておられる親御さんや家族の姿があったため、クリアに撮れる看板だけをおさえ、他は後回しにしました。その他に設営なども撮っていきました。

 バックスタンド裏に移動したら、グッズ売店の前には、すでに行列ができていました。ガイナマン人形の人気の高さと、いかに待望されていたのかが見て取れました。時間の許す限りサポーターさんたちと挨拶やお話をしていました。ほとんどの方が最終戦以来の再会となりました。

 11時50分からチアパフォーマンスとガイナマン体操があるので、それまでにいったんピッチのほうに戻りました。ほぼ同じ時間帯からバックスタンド裏のほうでサイン会が始まるため、かなりタイトなスケジュールでした。チアさんたちとガイナマンの集合写真を撮り終えると、大急ぎでサイン会へ向かいました。

 昼食の弁当を食べている暇は無く、知事とスポンサーの挨拶に備えました。知事を撮影している時は問題無かったのですが、その直後のスポンサーさんを撮っている時、望遠ズームをつけているサブのカメラが沈黙してしまい、冷静を装いつつも結構パニックになっていました。電池を抜いて戻したら復活してくれたのですが、かなりヒヤリしました。

 今季も宮崎さんの集合写真を撮影しました。いつも良い雰囲気で対応していただけて感謝しています。今回はちょっと呼吸が合わなくて、もっと自分が声掛けしても良かったのかなと。その後、かろうじてガイナーレの最後のほうの集合写真も撮れました。

 試合はホーム開幕戦という意気込み、日程的なアドバンテージ、風向きからガイナーレがどんどん攻めてくるだろうと予想と期待して、宮崎側のコーナーフラッグ付近で構えていました。結局、前半はスコアレスでした。

 後半は、まずガイナーレの守備陣と宮崎の攻撃陣を確実に撮っておこうと、宮崎ベンチ横付近にポジションを取りました。選手交代からガイナーレの推進力が上がってきて、後半15分過ぎたぐらいでガイナーレ側のコーナーフラッグのほうへ移動を考えていたところで田中翔選手のゴールが決まりました。決断遅かった…とな思いながら後方からセレブレーションを撮影していました。

 その後、まもなく宮崎の同点ゴールが決まりました。まだ移動していなかったので、ほぼ横から、そのシュートシーンをおさめることができました。どちらも譲らないまま1-1で勝ち点1を分け合いました。

 スタッフの内間さんが退職されるということで、試合後、ゴール裏での挨拶ややり取りを撮影させていただきました。内間さんと言えば、やはり町田戦でのゴールが印象深いですね。スタジアムを撮りまわっていると、何度かすれ違う機会があるのですが、いつも笑顔を向けてくれていた内間さんには癒されていたな、救われていたなと思います。ありがとうございました。

 あとはノートPCで現場作業だったのですが、時間が無くて大慌てでした。撮影中にレーティングしておいて、その中からピックアップして、さらに厳選していくものの、大事に選別しすぎて、あまり削れなくて、結構な数のまま広報さんに渡すことに。次回からはもっとシビアに選んでいかないといけません。

 駐車場には愛車だけが取り残されていました。機材を積み込むと、カーラジオを聴きながら帰路につきました。帰宅できた時には、ひとまずこなせたことに安堵しました。

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