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第29節 vs. FC今治

 10月1日は、オールガイナーレYAJINスタジアムでガイナーレ鳥取はFC今治との対戦でした。

 デイゲーム用のカメラとレンズをたたき起こして向かいました。やはり近いと気分も体力も楽だなぁと実感しました。9時半過ぎには到着して、記者室に入ると、まもなくテレビクルーさんたちのミーティングが始まり、なるべく音をたてないようにしながら機材をセットアップしていきました。

 久々の米子開催ということで懐かしい再会もあったりして嬉しかったです。鳥取県警ブースでは馴染みの警察官さんとも会えました。プロレスを撮ったり、チアダンスを撮ったりなどなど右往左往しつつ、その忙しさを楽しめていたと思います。

 この試合、誤算だったのはエンドが代わってキックオフになったことでした。これでプランがくずれて、何か調子の乗れない撮影となったのは猛省です。

 早々に重松選手のゴールが決まります。背後から狙うことになりました。これはこれでゴール裏も入れつつ歓喜を収めることができてよかったのかもしれません。その後、同点に追いつかれるものの、田中選手の素晴らしいゴールが決まって勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りました。GK糸原選手の奮闘も目立ち、判断良く空中戦を制していたのが印象的でした。

 ヒーローインタビューの様子も撮影しなければならず、ピッチ上で、その気配が無く戸惑ったものの、階段を駆け上がっていく田中選手の姿が見えたので追っていきました。そうして無事に撮れました。

 ゴール裏で喜びを分かち合った後、記者室に戻り、まもなく増本監督の記者会見が始まりました。数カット撮って、席に戻ったところ、増本監督が感極まる姿があり、大慌てで、その様子を撮影しました。「選手に勝たせてもらった」という言葉が今も思い出されます。

 現場作業がほぼ終わり、自販機で缶コーヒーを買うと、スタンドまで行って腰を下ろし、戦い済んだピッチを眺めながらひと息つき、いい試合だったなと思いました。

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