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太陽が燃え尽きるまでの、束の間の出来事

次なるマリッジリングのお題

「月と太陽」

数年前に月という名の犬が我が家にやってきて、
沢山のギフトを残し、私たちの前から姿を消した。

だから、月については想いを巡らせ、度々カタチにしてきた。


私にとっては、月や太陽という、誰にでも簡単にカタチにできるものこそ難しい。
月なんて、三日月のピアスとか作っちゃえば、それだけでかわいいでしょ?
星とか、石とか一緒につけちゃったりして。
誰だって思い浮かぶでしょ?

本当はアクセサリーなんて、それで充分なんだよね。そんな風にライトにいけたら楽しいよね。

でも残念ながら、私はそうできない性分で、いつもカタチにするのにもがいている。

アースバッグハウスの作業が一段落し
(終わった訳ではない、冬場は作業ができない)
いただいていたオーダーに頭を切り替える。

太陽をカタチにするのは、初めての試み。



○○○○○○○○○○○○○

そうそう、太陽って、固体ではなく、ガスの集まり
ガス惑星だったんだよね。

太陽から見たら、この私たちには壮大に思える太陽系の営み、
地球ができ、地球に隕石がぶつかって、その欠片で月が生まれ、地球に水ができて生き物が登場し、、、

その長い時間かけて培われた営みそのものが、ガスが燃え尽きる間の、束の間の出来事なんだなぁ。。

と、太陽系の片隅の地球の、そのまた片隅で、ちっぽけな生き物が、
把握しきれぬ壮大さにクラクラしている。

そして太陽に想いを馳せ、丸い小さな輪っかを作り出そうとしてるんだ。


ものすごく素晴らしい事じゃないですか??


人間の一生なんて、
太陽のガスが燃え尽きる間の束の間どころではない、一瞬の出来事。

思い煩うことなく、楽しく生きたいなと改めて感じる。


久しぶりにまた言葉が浮かんできて、突然にnote再開!

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