就活とかいうクソみたいな仕組みについてちょっと話したい。

いつもTwitterを見て頂いている皆様ありがとうございます。わでです。
普段は学生起業家さんや起業したい学生さんにとって有益な情報を事実ベースで発信することを心掛けていますが、今回は少しだけ、僕自身の考えとかを話してみようと思います。
起業家さんにとって役に立つ話ではなく、普通の大学1,2年生とかに読んで欲しいなと思っています。

まず自己紹介

私は、慶應義塾大学で2回目の3年生をしています。1回目の3年生の5月から就職活動を始め、サマーインターンシップには8社ほど参加しました。その後、起業を志し怪しい投資家風のおじさんに騙されかけたり、様々な同世代の起業家と友人として接するうちに、彼らを支えられる人になりたいと思うようになりました。なので今はベンチャーキャピタリストを目指しています。

先に申し上げておくと、僕は就活をしてよかったと思っています。昨年の夏頃から親身になって相談に乗ってくださっている、O社の多田さんや、サマーインターンシップを通じてご縁を頂いたF社の金さん等、就活を通じて出会った人々や、彼らから学んだことは今でも大切な財産です。

エントリーシートというクソみたいな仕組み

そんな中でどうしても許せないのが、エントリーシートという仕組みです。
「あなたが生涯かけて成し遂げたいことは何ですか?」
「あなたはどんな人間になりたいですか?」

表現に多少の差はあれ、こんな質問に様々なところで出会うと思います。
僕はこの質問が嫌いです。

多くの学生にとって「人生をかけて成し遂げたいこと」なんてテーマを考え、強制的にアウトプットを求められるのは20年くらいの人生においてここが初めてでしょう。
このテーマを考えることは非常に重要です。
ですが、このテーマを初めて考えるのがエントリーシート上であるというのが非常に厄介です。
特定の会社のエントリーシート上で、その会社の人事に「選考」されることを前提にした「成し遂げたいこと」は、必ず虚偽・虚飾になります。
一度就活向けの答えを用意してしまったが最後、他の会社のESでコピペしたり、文字数制限に合わせて修正したりと、何度も何度も表現するうちに、まるで自分の本心であるかのように刷り込まれていきます。人様の「評価」を前提とした夢であるにも関わらずです。
僕はこの仕組みが心からクソだと思っていますし、自分が通ってきた道であり、周りの大人に恵まれ、運よくその自己欺瞞に気づけたからこそ、皆さんにお伝えしたいです。
自分の将来をエントリーシート上で考えるな と

評価から離れて、自分の将来を考える時間を持とう

こっから60年、自分は何して生きていくんだっけ?
この問いは一生答えの出るものではありませんが、他社からの評価という軸を完全に排除した状態で、自分の中の自分と向き合いつつ、自分だけで考えていかねばならない問題だと思います。
もちろん、周りの人がそのヒントや考える材料をくれることはたくさんあります。
大学1,2年生の、まだ就活沼に足を突っ込む前の皆さんに、是非時間を取って考えて欲しいなって思っています。(足を突っ込んでいる人も立ち止まって考えてみましょう!休学・留年おススメですよ(笑))

何か凄い偉そうな感じになってしまいましたが、僕も悩んでいた普通の大学生として、話くらいは聞けるので、良ければ@curry_investorまでDMくれると嬉しいです。
コメントもお待ちしてます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?