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子どもとの大切な時間~親子交流~(面会交流)

妻の不貞発覚から子どもを奪われ別居親となり、子どもとは月1~2回の親子交流、たま~に宿泊交流をしている、わがこさんです。

いよいよ共同親権へ法改正となるとの報道ですが、個人的に肝心なのは子どもと過ごす頻度。それが僅かであれば、子どもの様子を把握しにくく、養育にも関わり難い。
結果、共同親権も意味がなく、親権行使も行い難くなってしまうと思います。(判断する材料が少ないという意味ですね)
となると、現状の月1回2時間がベースと言われている親子の交流も増えるべきかと思います。(もちろん、各家庭の状況にもよると思います)

そこで今回は、親子の交流時間が増えるとどうなるの?、何が変わるの?、何が出来るの?、にスポットを当てて行きたいと思います。
特に分かりやすい例として、「2時間拡充された」「月1回が2回に増えた」「宿泊交流が1泊増えた」場合に分けて、何が変わったかを、私の経験からnoteしたいと思います。

但し、私の実体験からのものなので、前提として子どもと過ごす交流場所や内容に大きな制限がない事を前提とさせて頂きます<(_ _)>


1.交流時間が2時間増えると・・・

親子交流の時間が元々2時間で、さらに2時間増えた場合だと、単純に子どもと過ごす時間が倍になるわけですから、大きな変化としては分かりやすいですよね。
では親子交流の時間が元々6時間や8時間、10時間だったの場合、2時間増えても割合からいうと変化は先ほどと比べると少ないように感じますが、大きな変化があるんです。

①移動範囲が増える。
皆さん2時間の移動時間(片道1時間)があったらどこまで行けますか?
小田原なら横浜や川崎まで行く時間になりますし、ロマンスカーを使えば新宿にも行けます。(神奈川基準www)
子どもが住む都・府・県内の半分以上の所に行く事が出来るのではないでしょうか。(北海道は広すぎますが行動範囲は増えますよね)
はっきり言って、毎回同じ場所、同じ内容では子どもも飽きるのは当然。むしろ、子どもってそういうものじゃないですか。
2時間増える → 移動範囲が増える → 色んな過ごし方が出来る
この差は、本当に大きいです。色んな体験は、子どもの為にもなります
親子交流の2時間増えること。この大きさを、親子交流の内容を決める際に多くの方に知って欲しいと思います。

例えで挙げたロマンスカー(旧)。もちろんドライブも含めて車でもいいですよね。

②ごはんが一緒に食べられる(ゆっくりお昼ができる)
私の周りの当事者の方の多くは、交流の待ち合わせ時間は大体、午前中が多いんですよね。
なぜって?おそらく、お昼後だと寝てしまう子どももいたり(いつもはお昼寝の時間)、出かける準備や勢いって朝の方が楽だったり(朝ゆっくりで昼出かけるのはグダグダになりがち?)、するからではないかと思います。

そうなると、月一2時間が基本と言われるこの面会交流。短かった交流でも2時間増えるとお昼を挟むので、 別居親側はお昼を親子で食べることが出来ますよね。
また、余程の事がない限り、同居親側も食事の準備が一回減る・外食分お金が浮く、のでメリット大だと思うんです。(さすがに毎回高級店などは、問題だと思いますが・・・)

また普段の交流からお昼を食べているケースでも、子どもとのごはんって時間がかかるもの。フードコートもファミレスも家族連れなどで行列・・・。席取りにも時間が・・・
お弁当を持参で公園で食べるにしても、天候にも色々左右されるので、いい場所探しやシートの準備などにも時間が必要です。(大きな車の場合は、車内って手もあります。)
そんな時のこの2時間は大変助かります。ちょっと時間をずらしてゆっくり食べることも出来ますし、仮に場所探しや準備に時間がかかっても安心です。「待ち合わせ時間がそろそろだから、急いで食べて」なんて事もなくなります。

親子交流が午後からの方は、2時間延長でおやつ時間にすることも出来ると思います。アイス、ケーキ、わたあめ、ポップコーン、かき氷などで親子一緒のもの食べて過ごす。これも親子の関係を育むのに大切な時間ですからね。

ゆっくりした食事は大切

③結局は長くやりたいことが出来る。
①②と言ってきましたが、なんだかんだで2時間増えるとやれる事が増えるんです。公園などでの外遊びやプール、映画など、子どものやりたい事、希望に沿いやすいんですよね。

是非、皆さんには親子交流の2時間(それ以上も)の重要性を改めて知って頂ければと思います。

2.月1回会うことが月2回になると

次は、子どものとの交流回数が月1回から2回になるとどうなるか。
これは、回数が単純に倍になるので、親子の絆を育むのには分かりやすい大きな変化です。

私も子どもとの親子交流は最初は2~3か月に1回、次は月1回、そして月2回がベースとなりました。
子どもの年齢にもよりますが、月1回以下の頻度では子どもは前回交流した様子をあまり覚えていなかったり、印象に残らなかったりする様に感じます。(そのため、印象に残る様な交流をするんですけどね・・・)

それが月2回であれば、子どもも前回の交流を覚えていることが多く親子の関係が築きやすいんです。正直、雲泥の差です。
親子交流を70回以上続けている身としては、親子関係ってその回数の積み重ねで築いて行くもので、単純に回数が増えるのは、より早く、よりしっかりとした親子の関係性が築けることは断言できます。

これがもし毎週であれば、もっと早く、深い親子関係が築けると思います。但し、子どもにも友達と遊んだり、相手の親との親子関係も大切です。別居親との親子関係・絆を考えながら、交流を回数を増やしたり、時として減らしたり、凝り固まったパターンではない柔軟な交流頻度を目指したいですね。

3.宿泊交流が一泊増えると

宿泊交流の最低日数は当然一泊二日ですよね。これが二泊三日、三泊四日など増えると、どうなるか。一番のポイントは二日目が丸々時間が使える事です。
一泊二日だと、結構慌ただしいんです。大抵、お迎えの後はすぐにお昼。そのあとは、お出かけ・お家で過ごすと思いますが、子どもの気分で予定が変わったり、人が多くてゆっくり出来なかったり、家に着くのが遅くなったりなどが結構あります。
何より、子どものテンションが高い💦。なぜなら、たまにの宿泊は子どもにとって特別なイベントだし、普段していないことをすると、落ち着けと言う方が無理ですwww。
(皆さんも旅行先や、イベントに行くとテンション上がりますよね。あれと同じ感じです。)
そんな中で一日目が終わり、翌日は子どもを送らないといけない。
二日目は、なんだかんだで子どもを送る時間を気にしながら過ごすので、やっぱりどこかいそいそとしてしまいがち。

あっという間に時間は過ぎるもの・・・。

これが二泊三日だと、二日目も時間いっぱい使えるんです。お出かけした際も子どもの「やっぱりここ行きたい」「これもやってみたい」に応える時間が出来るんです。
さらに、初日は外食でも二日目は一緒に買い物に行ってお家で一緒に料理を作ったりと両方出来ますよね。
また、お風呂が二回、寝るのも二回だと子どもの普段の生活が分かったり、教えてあげないといけない事も分かりやすいですし、伝えやすいです。(昨日は○○だったけど、今日は△△してみようね、など)
何より、子どもが二日目はリラックスしていますね。今日も泊まっていっていいんだ、ゆっくり出来るんだ、という安心感は子どもにも良いものです。

そして、以前もnoteしたかも知れませんが、子どもにダメなものはダメと怒れること。これは大きいです。
しつけや教育、間違いを正すのは、親としては重要な役割。子どものわがままを叱った際、仲直りする時間が持てるんです。
子どもも叱った後はムスッとしたりしますよね。場合によっては口もきかない・・・それが夕飯やお風呂などで、どうしても声をかけなければならない状況になると、子ども自らごめんなさいのきっかけやその雰囲気を察して親からも声をかけやすかったりします。
しつけや叱るのって、仲直り・理解してくれるまでがワンセットだと思います。
明日帰るからいいやなど逃げの考えになるケースや、親も折角の宿泊を楽しくしたいから怒るの辞めようになってしまっては、それ親子?って気がしませんか。
ちゃんとなぜ怒られたのかを子どもが考えてくれる、親も本当にダメなものは叱れる、その時間が一泊増えることにより、出来るのではないかと思います。実際、私は3回位子どものわがままを叱ったあと仲直りして、理解してくれました。

ごめんなさいのあとは仲直り。

あとがき

いかがでしたでしょうか。
一番にこれを読んで欲しいのは
・裁判官や調査官
・離婚を取り扱う弁護士(共同親権に賛同頂いてる弁護士の方は重々承知なのでそれ以外の方)
・国会議員や地方議員の皆さん(共同親権に賛同頂いてる先生方は重々承知なのでそれ以外の方)
ですかね。
意外と裁判所や一部の弁護士は、親子交流(面会交流)のその後って知らない人がいたりするんですよ。判決出して・出たら終わりって感じで・・・ね。

このnoteが、共同親権・共同養育・親子交流の理解に繋がる事を切に願い、あとがきとさせて頂きます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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