2月は逃げる

お久しぶりです。
もーりー@東京です。

「2月は逃げる」と言われますが、来週にはもう3月、年度末です。
皇居近くの河津桜が咲き誇っています。もうすぐ春ですね。

近況報告も兼ねて、今年度私にとって印象的であったことを2つ報告します。

通称「盛土規制法」が成立

一昨年の夏以降、動いていたプロジェクトが一つのゴールを迎えました。

多くの人命を奪った熱海土石流災害は、黒い土石流が家屋を飲み込む映像と共に報道され、危険な盛土の問題が全国的にクローズアップされるきっかけとなりました。

危険な盛土が発生してしまう要因の一つに、「法律による規制のスキマ」がありました。

これまで盛土のような行為については、
・国土交通省が所管する宅地造成等規制法
・農林水産省が所管する森林法
などの法律により、盛土行為を許可制とすることなどにより規制がされていました。

宅地造成等規制法は「宅地」の安全確保を目的とする法律で、盛土行為を伴う宅地造成の規制が主な内容ですが、都市的な土地利用である「宅地」における盛土行為を規制するものであり、森林での盛土行為までを規制する法律ではありませんでした。

一方、森林法は、森林の機能確保を目的とするものであり、森林における一定の盛土行為を規制するものですが、必ずしも盛土行為に伴う災害を防止する観点からのものではありませんでした。

このようなスキマをなくすため、森林等における盛土行為であっても、急斜面や土質等によって麓の市街地にまで流下し災害のおそれがある区域については、宅地造成等規制法の規制対象とする改正が行われることになりました。

改正内容について、もっと詳細に語りたいのですが大変長くなってしまいますのでここでは割愛します。

急な法改正となったため宅地造成等規制法を所管する課では人員が足りず、都市局内各課から職員を集めての作業となりました。人間関係も広がり、国土交通省への出向がより思い出深いものになりました。

入籍しました

昨年の夏に入籍しました!
相手は同じ歳の広島出身の方です。
私の長話をうんうん聞いてくれ、つまらない冗談でもにこにこ笑ってくれる、寛大な人です。

瀬戸内国際芸術祭ファンということもあり昨年秋会期に一緒に遊びに行きました。

お互いの引越しに、入籍前の両家顔合わせ、新生活のスタート。
新年早々、親族を招いての結婚式に、八重山宮古島への新婚旅行(快く送り出してくださった職場に感謝です)と、いろいろとイベントが続きましたが、ようやく落ちきました。

そして、年度末。今の職場ももう2年近くなります。
新年度はどのようなかたちで迎えることとなるのか。

また落ち着かない日々となるかもしれませんが、目の前のことに一生懸命頑張ろうと思います!

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