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好きな表現~心が現実に投影される~

劇団WAGNASオンダです!

ニュアンスが難しいけど、フィクションや哲学で時々見られる下記のようなの表現が好きです。

・現代社会に妖怪がいなくなった理由
┗現代人は妖怪を信じなくなったため見る能力をなくした

・怪獣はなぜ出現するか
┗人類が武装を続けるから。武器を捨てれば怪獣はいなくなる

・月は認識するから存在する
┗見ていないときも月は存在していると自分が証明できない

実在すると認識していればそこにあり続ける的というか、時にその逆というか…。

「心の持ち方次第で現実に視覚化されるようになるやつ」とでも言いましょうか。

ちょっとした屁理屈的というか、ものによってはロマンチックで詩的だったり少し思想テイストを感じさせるようなものもある。

深くは調べていないのでもしかしたらこの表現に名称があるのかもしれませんが、なんだかおもしろいなぁと思ってしまいます。

ちょっぴりだけ副長アキラの語るINFP論にも通ずるところがあるような気もします。

さて!
僕は時々あるのですが、創作物などにおいて「この表現なんだか妙に刺さるんだよなぁ」ってヤツありません?

キャラの性格とか生き様とかではなく、タダの表現や演出でグッとくるようなそんな話です。

僕の場合、上記に挙げた「心の持ちよう次第で世界は変わる的」な表現が、なぜか妙に刺さってしまうのです(笑)

特に2番目の「怪獣はなぜ出現するか」ってやつは、ウルトラマンティガの人気エピソードのセリフなので、気になる人は見てみてください。

第28話「うたかたの…」
この話だけ見ても面白いし考えさせられる話だと思います。

僕は子供の時このリアルタイムを見ていて、「偏った思想だな(意訳)」と言葉にできない違和感を感じるニュアンスや、「可哀そうだな」と感じた覚えがありますが、少し大きくなってから見てみると、なんとも味わい深いエピソードでした。

正誤の話ではどうでもよく、人の根っこの信念(思想)を露出させ剝き出しのままぶつけ合うことは、大変にピュアで美しいものであると感じました。

ティガ、ダイナ、ガイアはTDGシリーズなんて呼ばれることもありますが、どれも大変に面白いのでどれもおすすめです。

個人的には単発エピソードで言えばティガで、全編通したストーリーで言えばスケールの大きなガイアが好きだけど、本当に好みでどれも面白いと思います。

昭和と平成の良いところ取りというか、時代も90年代後半~00年なので世紀末の雰囲気故に、闇を跳ねのけ明るい未来へ向かって何とかしないといけないという、当時の雰囲気が感じられます。

書いてて最後の最後に気づいたけど、もしかして今回のこのnote全体の話も「ティガのこのエピソード」から着想を得て、今でも好きな表現方法となっているのかもしれない。

この話を見ていたのが小学生4.5年生くらいの頃だったし、幼いころに「ビビッときた感性」は、何歳になっても刷り込みのように心の中に存在し続けるんだろうなぁって思います。

途中からウルトラマンの話になっちゃいましたが、ドラマでも映画でもアニメでも適当にダラ~っとみてて、「お!この表現なんか刺さるんだよな!」って、明確な理由がなくとも誰にでもあると思います。
そのルーツを探すのも楽しいのでは?とも思いました!

今回はそんな、中身のないお話でした(笑)


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