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草について語るか。

劇団WAGNASオンダです!

僕の趣味の一つとして植物栽培があります。
ヘッダ画像の「テラス」はうちのベランダですが…総額は考えたくもありません(笑)

また僕は、趣味の観葉植物や食べ物の野菜も、全部ひっくるめて「草」と表現するところがあります。

深い意味はなく、草は草でしょ、といった認識です。

30過ぎても謎に金髪ロン毛だった時期もあったため、副長アキラには「お前は外で草とかいうな!」とか言われていましたが、その手の禁制の草には興味はありません(笑)

僕は幼少期より、爬虫類や両生類や古代魚や変な無脊椎とか、いわゆる変な生き物の観察や飼育を趣味としてきました。

いわゆる動物は何でも好きです。
犬猫など哺乳類はもちろん、ヘビもカエルもムカデもナメクジも何でも好きです。
もちろん可愛さのベクトルみたいのは各々違いますが、好きには変わりがありません。

しかし「生き物」おける、動物と二大巨頭をなす植物には今まであまり興味を示しませんでした。

さらにいうと、花が終わったら用済みみたいな風潮があるところも関心を持てませんでした。
カブトクワガタムシなど甲虫も近いところ(成虫になったら・産卵させたら用済み)があるのでそこまで興味はありません。

命の概念なんて小難しい話じゃありませんが、完全に人間にいいように使い捨てに扱われている存在である植物…
品種改良も当たり前で、原種の好きな僕からするとあまり惹かれない…

つまり、その存在自体が哀れだったり、農作物や花屋などの存在が身近すぎるがゆえに関心を持てず、手を出しにくかったのです。

30歳前後の頃かな、地元の腐れ縁みたいな変な奴が急に植物を勧めてきました。
あまり乗り気ではなかったのですが、こいつは自分が好きなものに対しては壊れたラジオのごとくうるさい奴なので、とりあえす造形に興味があったサボテンを買ってみました。

サボテンなら寿命は長そうだし、一年草や多年草など細かいことを知らなくても、それなりに長生きしつついろいろな表情を見せてくれると思ったからです。

いやね、そうしたらね…ハマりましたね(笑)

元来コレクション気質があるのと、爬虫類や熱帯魚などを経ているので「種や属や学名」に理解があることも伴い、気になった属は片っ端から買いあさりました。

モノにも寄りますが、爬虫類などと違って大分安いので集めやすいのです。
後述しますが小さい株なら更に安いのです。

個人的な第一次植物ブームは、サボテン・多肉・コーデックスでしたね。
サボテンや多肉はイメージできると思いますが、コーデックスとは簡単に言うと盆栽みたいなやつらです!

コーデックスの中でも人気なパキポディウムにもハマりましたね。
これは盆栽みたいではないのですが、サボテンと多肉とヤシを足して割ったような不思議な見た目です。

面白いですよ!

第二次植物ブームは、熱帯果樹・ヤシ・ソテツでした!
僕は基本的に大きく育ってエキゾチックな雰囲気を醸すものが好きです。
太古のロマンを感じさせるその造形、特にソテツは大好きで今も所持している6ケタ台以上の高級植物はソテツ類が大半です。

しかし果樹はともかくヤシやソテツは成長がめちゃくちゃ遅い…
コーデックスもそうだけどそれ以上に遅いです…

植物は寿命が短そうと思っていたけど、逆にこの手は長すぎて何十年何百年も生きますからね…

だから同じ種類でも、ちっちゃい奴は3000円だけど大きな奴は30万とかザラにある世界です。
適切な表現かはわかりませんが、年月をお金で買っているというような不思議な感覚にもなります。

例えば直径3センチの株が3000円で売っていて、それが10センチに成長するのに10年間かかる。
10年モノの10センチ株は10万円で売っていて、それが30センチに成長するのに50年かかる。
50年モノの30センチ株は100万円で売っている…みたいな感じでしょうか。

この手の植物は人の寿命を余裕で超越するものもあるので、好きだったりお金に余裕があるなら、「時間を買う」という選択もアリだと思います!

そして、第三次植物ブームはシダ・ラン・アリ植物でした。

もう来るところまで来てしまいましたね。
完全に沼な奴です。

シダはもちろんランなんか無限大といえるほど種類や栽培方法がありますし、内部にアリを共生させるアリ植物といわれる不思議な植物もなかなか難しい。

一時期のビカクシダブームや価格高騰はちょっと異常だった気もします。
いや、素晴らしい植物ではあるのですが、ああいう傾向は好きじゃなかったなぁ。

ただ、この段階まで幅広くハマりだしてしまうと、覚えることが多すぎて、多種多様すぎて、さすがにお金も時間も情熱も難しくなってしまい、今はややブーム停滞中といった感じでしょうか。

逆に言えば自分の中での過度なブームは終わったので、これからはマイペースでぼちぼちとやっていけるような気がしています。

最後に、植物にも即売会イベントっていうのもあるんですよ。

ランやシダに特化したもの、サボテンやコーデックスに特化したものなど、それぞれ色が出ていたり安かったりもして、非常に面白いです!

そしてそれ以外に面白いのがですね、来場者を年齢比率で言うと年配の方と若者が多いんです!
30代半ば~50代半ばくらいの、俗に言う「働き盛り」年齢層の人が逆に少ないのです。

これはなぜなのでしょうね…

軽く調べたところ、年配の世代の方は実はサボテンやランの愛好家が多いのです。
今の90.100歳くらいの方が若い頃に「異国の最新アイテム」として入ってきたのがサボテンだったらしく、その世代はもちろんその子供世代にも、親の背中を見る的な感じで園芸文化は浸透していたようでした。
しかし4.50代の孫世代ともなると、浸透はしきらなかったようですね…

若い人は最近のYouTubeなどの動画で知ってハマったって人が多いみたいですね。
特に最近はおしゃれなインテリアとしても流行っていたり、ロハス?なんかのナチュラル回帰思考みたいなものもありますからね~。
デジタルネイティブ世代だからこそ、自然なグリーンに憧れてしまうというような気持ちはわかるような気もします!

逆にアラサーアラフォーアラフィフ世代の人は、植物栽培ブームもなければデジタルネイティブ世代でもない中途半端な世代ですからね…。
それゆえ逆に乗り遅れてしまっているのか、体感で相対人口が少ないというような、不思議な現象が植物業界では起きている気がします。

まぁね、そんな感じで植物って大変面白いです!

種類によっては本当に簡単に栽培できますし、家の中に自分以外の「命」があるっていいものですよ!

植物栽培、おすすめです!


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3/23(土)の正午より、都内下北沢駅にて劇団WAGNAS開幕いたします!

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