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中野に江戸時代のアレの名残が…

Amazonで青のジャケットと青いズボンを買ってしまった副長アキラです。

みなさんは東京の中野と聞くとなにを思い浮かべますか?
中野サンモールのアーケードやサブカルチャーの聖地とも言われる中野ブロードウェイ、昨年多くの人に惜しまれつつ閉館した中野サンプラザなどがイメージされると思います。

…ってこの入りは以前の記事でもやりましたね


今回は中野にあるワンちゃんたちの銅像について紹介します。
ヘッダーの画像にもあるこの犬の銅像は中野区役所の近くにあります。
周りはこんな感じです。

奥が中野駅に通じます


なんかちょっと殺風景なところに急に複数の犬の銅像が出てきて自分も「どういうことなんだ?」と最初は疑問に感じました。

五等分の花嫁…いや、5頭分の銅像

渋谷のハチ公像みたいに駅前に作れば待ち合わせ場所にもいいのになんで駅からちょっと離れたこの場所にこのような銅像があるのだろう??という謎はこの案内板が全て解決してくれました。

そうなのです!この場所はあの五代将軍徳川綱吉が出した学校などでみなさんも一度は聞いたことがあるであろう『生類憐れみの令』でこの辺りに犬を保護するための大きな犬屋敷があった所なのです!

生類憐れみの令は天下の悪法とも、現代になってからは実はとても素晴らしいものだったとも言われるどんな動物の命も大切にしましょう!という法ですね。

「犬公方」とも呼ばれた綱吉

「御囲(おかこい)」とも呼ばれたこの中野の犬屋敷は広さ16万坪に10万頭のワンちゃんがいたと言われています。
中野だけではなく大久保や四谷にも犬小屋があったとのことでまさにワンちゃん天国であったのでしょう。

いいお顔をしていますね!
しかし飼犬だけではなく野犬も連れてこられていたそうなのでこの周囲は犬の臭いと鳴き声で住んでいる人にとっては辛かったのかもしれませんね。

天下の悪法だったのかそれとも素晴らしい法だったのかは今でも議論がされていて結論は出ないかもしれませんが、この場所に広い犬小屋があったのは事実なのでその当時を想像してみるのも面白いかもしれませんね!
中野駅で降りたらこのワンちゃん達の銅像を訪れてみるのもいいかもしれません。


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