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“情報を食べる”“時の洗礼”2本立て【名言マガジン】

劇団WAGNASオンダです!

今回は漫画・小説2つの作品から名言紹介です!

この2つの名言は、もはや「ズバリ」過ぎて、僕が今まで長文であーだこーだ伝えようとしてきた表現を、ズバリ一言で的確に表しているものとなります!

やはりプロってすごいなと思わされますね…!!

しかしながら、残念ながらどちらの作品も読んだことはありません…
ですが、それゆえに前後関係や発言した人物の思想を抜いた、「言葉のみ」について純粋に思考する事もできると思っています!

また、どちらの言葉も原典はあれど僕はネットで初めて見た言葉なので、個人的にはもはや「ネットコピペ」に分類してしまっています!


それでは早速スタートです!

ヤツらはラーメンを食ってるんじゃない。

情報を食ってるんだ!

ラーメン発見伝より

ネット界隈では「ラーメンハゲ」と呼ばれ親しまれている?みたいですね(笑)
かくいう僕も数年前よりこのキャラの顔は知っていたくらいですし、料理系の漫画の奴だよなぁくらいな認識はしていました。

下記の本編漫画の切り抜きページを見れば、さらに詳細に理解していただけると思います!

ラーメン発見伝より

つまり「美味しい・旨い」なんてものは、大半の大衆にとって本当に自分で判断しているのではなく、情報に踊らされているに過ぎないって事。

旨味についてあーだこーだ語ってきたオンダですが、言いたい事の一部がこの一言に集約されてしまいました…。

いや、さすがに「味覚や旨味のすべて」が「情報」であるとまでは思っていません。

ですが、テレビでもリアルでも多くの人が語る「旨味がすごい」だなんて発言は、「一種の情報」とは言えるのではないだろうか。

また、店の格式やブランドやなんちゃらシェフがいる店とか、それらも紛れもない「情報」ですね!

有名シェフやら料理研究家が提供・提案する料理を「美味しい」と思える感情は、「本当に美味しい」もあるのでしょうが、「情報」の割合もかなり高いと思っています。

「おふくろの味」「恋人の手作りチョコレート」…言ってしまえばこれらも「情報」ということになってしまいますね!
この辺りは心情的に少し寂しいような気もしますが…!

また逆に銀座の寿司屋みたいな一元さんお断り的な店は、もちろんちゃんと「味も美味しい」のだろうけれども、あえて高額な「情報」を並行して売り続けるによって、伝統や格式を守ってきた風潮もあると思います。

それがいいのか悪いのかはわかりませんが、食べ物や料理って「単純な美味しい・美味しくない」では測れないのだなぁと深く考えさえられる名言でした!

また、ラーメンや料理のみ限らず、音楽でもアニメでも小説でも流行でも、人為的に生み出された文化全般において、通じる表現であるとも言えますね!


お次はコチラです!

現代文学を信用しないというわけじゃないよ。

ただ俺は時の洗礼を受けてないものを読んで貴重な時間を無駄に費したくないんだ。

人生は短い。

ノルウェイの森より

さすが文章のプロ!と思わされる表現です。
またこの「時の洗礼」という表現を、当時は当然新書だった自分の本の中で言ってしまうというのは、強い皮肉と自信を感じさせますね…!

もちろん「現代文学」に限らず、料理でも音楽でもアニメでも流行でも、人為的に生み出された文化全般において、通じる表現であるとも言えますね!

「時の洗礼」とは実に言いえて妙で、やはり何十年も語り継がれる小説や往年の名曲と言うものは、素晴らしいものが多い。

もちろん「往年の〇〇」と言うイメージに引っ張られて誇大評価されている可能性も否定できませんが、前提として何十年も残ってきたという実績の方が強いと僕は感じさせられます。

現在大ヒット御礼中の〇〇だって、20年後には「あの人は今」的なコンテンツになってしまう可能性だってありますから、現存する「時の洗礼」を経た作品の偉大さは誰もが否定出来ないと思います。

しかし、小説、映画、漫画、音楽…こういった人が作る文化的なコンテンツって、無限の如く存在します。
前にどっかでも書いたけど、これらが趣味の人ってどうやって自分の好きな分野を探し出したのだろうと思ってしまうところもあります。

小説にしろ音楽にしろ、人間の寿命約80年全てを消費しても、恐らく網羅しきれないほどの情報が世の中に存在すると思います。
その中から取捨選択して「好みのもの」を選択するのだろうけれども、もしかしたらもっとドンピシャのものを知らずに眠らせたままかもしれない…

そんな時一つの目安として「時の洗礼」を参考にすれば、大きく間違うようなこともないと思います。
もっとも参考にしたとしても、一人の人間の時間だけですべてを経験するのは無理かもしれませんが…

とはいえ、やはり娯楽文化に関して言えば、よほど画期的で新鋭的なものでない限り、長年愛されてきたものの方が良質なコンテンツである傾向に間違いはありませんよね。

もちろん「傾向」に過ぎないので妄信は出来ませんが、選ぶ目安にはかなりなるのではないかなとも感じました。


はい!
この2つの表現は過去一レベルで刺さりまくりでした。

どちらもネット界隈では物議を醸していることの多い「有名な名言」なのでご存知な方もいたかもしれません。

苦労して言語化しようとしていたことを、こんなにもシンプルに言語化されてしまう…やはりプロだなぁと思わされたものです。

僕は、当たり前にみんなが受け入れている「普通や常識」に対し、「違くね?」と言いたくて言いたくてたまらないのです(笑)
カッコ良く言えば、「イメージ」ではなく「本質」を見ることに、心血を注いでいきたいと常々思っているのです。

そんな僕に、この2つの名言は刺さりまくりだったのです。

創作物のセリフや文章を自分で使ったりパロったりするのは好まないのですが、この2つは他の文言で置き換えできない程に先鋭的で秀逸すぎるので、今後noteでも積極的に使っていきたいと思える表現でした!


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