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紙一枚を踏み超えた者への右京さんの怒り【名言マガジン】

劇団WAGNAS副長アキラです!
今回も名言紹介していきます

今回は昨日、今シーズンの最終回を迎えたあの人気刑事ドラマ「相棒」の杉下右京さんがブチ切れて言った名言です。

これは相棒6の12話「狙われた女」の終盤のシーンでの言葉です。
この回は前話の後編という形になっていて詳しい内容は割愛しますが、女性受刑者を乗せた護送者が襲われて成り行きから受刑者2人が逃亡。
逃げた2人が暴力団から命を狙われることになり何度も危機に陥りながらも逃げていきます。そして右京さんと亀山君の特命係が2人を助けるために奔走するという話です。

事件の黒幕は警察の中にいた麻薬取引に関わっていた悪徳刑事で、逃亡した女性受刑者のうちの1人が自分たちの顔を知っているかもしれないからと口封じのためにこの事件は起こったのでした。

特命係や警視庁の刑事たちの活躍で逃げた2人は無事に保護されて悪徳刑事は逮捕されるのです。

逮捕されてパトカーに連れていかれる悪徳刑事が特命係に
「多かれ少なかれお前らだって同じことやってんだろ。紙一重なんだよ俺とここにいるお前ら全員」
と捨て台詞を吐くのです。
確かに特命係の特に右京さんは違法スレスレの捜査をする事がよくありますね。

その捨て台詞に亀山君が激昂して悪徳刑事を掴みかかるのを右京さんが抑えて静かにこう言うのです。

「確かに紙一重かもしれません」
しかしここから右京さんのボルテージが急に上がり強い口調でこのブチ切れ名言を放ちました。

しかし、その紙一枚を踏み越える人間とぉ超えない人間はぁぁ!!まっっったく違うんですよぉぉぉぉぉ!!!!

杉下右京

本当に誇張なしでこれくらい右京さんはブチギレています。
たぶん相棒を昔から観ている人の中でもこのシーンは好きだと言う人はかなり多いと思います。自分もこのシーンが1番好きです!

『確かに紙一重かもしれない』と右京さんは言っているので本人も捜査の時に無茶な事をしている自覚はあるのでしょうね。
しかし紙一枚と表現した『超えてはいけないライン』を右京さんは自分で認識していてそこはしっかりと守っているというのがこの名言で分かります。

そして自分はこの『紙一枚』を認識していない人が最近多くなってきたのかなと感じるのです。

ネット、SNSでの誹謗中傷や行き過ぎた正義感からの叩き行為。
また紙一枚を余裕で踏み越えている行為を動画にしてネットやSNSにアップしてしまう人。
そしてインプ稼ぎなどの目的でわざと炎上行為をする人。

さらには最近の高まっていくコンプライアンス意識によって紙一重のライン自体がどこなのかも分からなくなっている状態です。

なかなか紙一重を理解するのが難しい世の中になっていますが、右京さんがこのブチ切れ名言で「自分の中で紙一重のラインをしっかりと設定しましょうね」と教えてくれているような気がします。


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