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アメリカで学ぶ、安全こそが一番の贅沢品であるということ。

マイアミである。僕のインスタグラムをみていてくれたヨーロッパのファッションブランドのファミリーから「俺もちょうどマイアミなんだ」という連絡が入って一年ぶりの再会をする。マイアミを代表するホテルのオーナーも交えて、力強い太陽光と白い砂の照り返しの中、色々と話す。印象的だったのはこの言葉だ。

"Safety is a luxury"

全米の中でもマイアミは安全な都市の部類に入る。州政府もよく、市長も若くて優秀、そしてプロポリス(警察に対して市民が好意的)そして何よりもみんなが銃を持っているからだという。数日前までいたテキサスでは一日数回、子どもの誘拐事件のアラートがショートメッセージで届いた。そんなテキサスも銃をみんな携帯している。必ずしも銃携行できたら犯罪率が下がるというわけではない、人々の安全に対する意識みたいなものが街全体をいい方向に向かわせている、そんな気がする。

だから日本にみんな行くんだよ。

ホテルオーナーはそう続けた。そして再び "Safety is a luxuary" だからねと繰り返す。ほとんどの日本人はのほほんと安全の中生きている。マテリアルな高級品よりも何よりも、実は安全で守られているという社会が一番の贅沢品であるということを忘れてはいけないのだ。その贅沢品をもっと未来にも永らえることができるようにしっかり支えていかないといけない。

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