見出し画像

いよいよ販売再開、ULTRA BENTO!WAGYUMAFIAは吉田屋の再開を全力で応援します!

9月に発生した食中毒の一報から始まり、数日後経ってから吉田屋の吉田社長からは「本当に申し訳ありません。お客様、お取引先様を含めて、たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいました。御社のULTRA BENTOから出なかったことが唯一の幸いです。」と悲痛な声で電話があったことを覚えている。すべての関係者がもう難しいのじゃないか?と僕に伝えてきた。僕らの弁当を提案してくれていた他の会社からはすぐさま乗り換えを促す連絡がかかってきた。ビジネスは厳しく、世知辛い。僕らはすぐにWAGYUJISUKANの鍋とフルセットの尾崎牛を送った。食べられるかどうかは分からないが、少しでも皆さんに元気を出して欲しいと思ったからだ。僕もどん底を経験しているし、堀江はもっと凄まじい底を知っている。だからこそ、大変な時に支え合うのは僕らのDNAだ。

あれから4ヶ月、久しぶりの邂逅となった。吉田親子、そう娘さんが本件のメイン担当をしてくれている。「八戸の保健所が本当に頑張ってくださいました」と吉田社長。食中毒の原因となった外部委託の米は一切行わず、完全自社炊飯に切り替える、その他も安全基準を更に高め相当厳しいレギュレーションを自らの課した再スタートを切るという。同じく食に携わる人間として、食の安全は最優先のことだ。その上で初めて美味しさというものに行き着くと思っている。だから僕らも吉田屋さんの一件を自らの教訓として、しっかりと食の衛生管理に努めたいと再確認している。

眼の前に並んだ久しぶりのULTRA BENTO、久しぶり・・・そう4ヶ月ぶりに食べた味は最高だった。思わず、止まらなくなってしまい会議を忘れて食べることに夢中になる自分がそこにいた。10キロ痩せた吉田社長も嬉しそうだった。レシピにも新たなチューニングをかけて、今後は冷凍バージョンも出せればと思っている。僕らのULTRA BENTOもJR東海パッセンジャーズの弁当再開に向けて、取り組んでいただけるとのことでまた新幹線の旅が楽しくなる日も来ることを祈っている。先日も新幹線に乗ったが、吉田屋の弁当が弁当コーナーから消えたことで、ほとんどの商品が肉系となって、少し悲しいラインナップとなっていた。そういう意味でも僕らの弁当は山と海の饗宴、またあの弁当郡に一際目立つ僕らの弁当が登場できれば嬉しい。

新幹線で食べるULTRA BENTO再開までの間でも、ULTRA BENTOはWAGYUMAFIA各店舗にて事前受付でオーダー可能なので、ぜひお気に入りのスタッフに伝えてもらえれば嬉しい。また年末に向けて自宅で保管可能な冷凍バージョンの開発を頑張っているのでこちらもお楽しみに。あの味がレンチンで味わえるというのは格別だ。また発表の際はまたご案内したいと思う。

ぜひ多くの方々に更に美味しくなった僕らのULTRA BENTOを食べてこの冬を乗り切っていただきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?