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"if"の連続

気づくと頼もしいチームになっている。最近は休みが全くない状態で走り回っている、その中で毎月恒例の3日間の照寿司TOKYO BY WAGYUMAFIAだ。最終日は朝海外youtuberの撮影が二本あって、リーデルのライブイベントで料理を作って、そしてそこから3回転、照寿司2セッション、WAGYUMAFIA1セッションという怒涛のスケジュールだった。それでもチームがいるというのは僕にとって心の安心が違う。セッションの合間に、なべちゃんの新しい新居に案内してもらった。コロナがなかったら、あのときにあのフロアーが空室にならなかったら、そして堀江と一緒にあのZOOMミーティングで照寿司大将のなべちゃんを説得しなかったら、息子が青学に合格しなかったら・・・とか、おそらく9つぐらいの"if"の連続がこの今日の日に繋がっているのだろうと思うと、とても優しい気持ちになる。

なべちゃんと彼の息子と一緒にじゃんがらラーメンを食べる。なんとなく新しく息子がきたようなそんな気持ちになる。セッションもとても温かいセッションとなった。同じフロアーのWAGYUMAFIAと照寿司TOKYOを行き来する、気づくとレストラン内で8000歩、歩いているのだから靴もすり減るわけだ。このお店が開くことが決まって、入社したジュンペイことJPがサウジアラビアに行く。赤坂の料亭で10年間びっしり修行した彼、将来を考えて照寿司の門を叩いた。彼の初日と今を知っている、カウンターの商売でどんどん存在感を出していき、今やなべちゃんの立派な二番手としての頭角を現してきている。現場でも本当に切れた頭の仕事をしてくる。サウジ前の最終日ということもあって、みんなで24時間営業のいつもの韓国料理屋に行く。

営業終わりは12時だ。そんな時間からデジカルビとサンギョプサルを30人前食べる。気づくと照寿司チームとWAGYUMAFIAチームが一緒にテーブルを囲んでいる。スタートしたときには想像できなかったようなそんなファミリーな時間だ。継続は力なりだと思うし、そしてこのチームをしっかりとファミリーにしようと頑張っているみんなのそんな思いが、この瞬間に届いている。それはあのときの"if"の連続と似ている。決して奢らずに、日々のステップと同じように着実に一歩づつを踏みしめていく。それが僕らのWAGYUMAFIAなり、なべちゃん率いる照寿司の強さなんだと思う。

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