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新学期 学級通信に書くこと3選

とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
主にX(旧Twitter)で日々の学びや気づきについて発信をしています。

今回の記事は令和型教員サークル「まほろば」のマガジン「紡ぐ学級通信」のリレー記事でもあります。

6人のメンバーで様々な角度から学級通信への思いを発信しています。
あわせてお読みいただけると幸いです。



 新年度となりました。
 新しい学級での日々がスタートしています。
 今回は新学期に書くことについて3つご紹介します。
1.学級での取り組み
2.子どもたちの良い行動、姿を写真で
3.教師の指導観

学級での取り組み

 係活動や当番活動、宿題、朝の会でのスピーチなど様々な活動を始めていきます。
 昨年度とは違うルールや違う取り組みが必ずあります。
 そして、子どもたちもそうですが保護者の方もどんな取り組みがあるのか気になるところです。
 そんな時に学級通信で学びや学級での取り組みについて発信をします。
 例えば、算数ドリルの答えを集めるということをずっとしてきた学年には算数ドリルの答えを子どもたちに持っていてもらうことを伝えます。
 さらには、ドリルの問題をノートに書いて解いていく。
 間違えた問題には印をつけていく。
 その狙いは自分で学習する力を身につけていくため、最終的にはけテぶれなどの自主学習に活かしていきたい。
 この説明をせずにノートに問題を書き写して解いていると保護者の方から
「なんでドリルにやらないんですか。ノートがもったいないです。」
という言葉をもらいかねません。
 通信で取り組みなどを丁寧に伝えていくことで保護者の方の理解を得やすくなります。

子どもの良い行動、姿を写真で

 学期はじめには子どもたちもいつも以上に張り切っています。
 きっと良い行動や良い発言がたくさんみられます。
 教師はその姿を見つけ、認め、価値づけていく方がいいと考えています。

 そんな姿を写真に撮って通信でどんどん紹介していきます。
 写真にうつった子どもたちも嬉しいですし、学級にプラスの雰囲気が生まれてきます。
 机を揃えていた。笑顔で話し合っていた。
 学級の何気ない1枚の写真にも良さが含まれています。
 写真を使って子どもたちの良さに目を向けて書いてみてください。

教師の指導観

 学級での取り組みも子どもたちの良い行動や姿の写真も教師の指導感が現れてきます。 
今年の先生はこんなことを大切に子どもたちを指導していくのか。
 そのためにこんな教育活動を行なっていくんだな。

 教師の想いや願いを通信を通して保護者の方に理解をしてもらえるように意識をしていきます。
 最初の懇談会でも話しやすくなります。
 新年度始まってすぐにこの3つを意識して通信を書いてみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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