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もうすぐ修学旅行(26話)

私が通っていた専修学校は2年生で修学旅行がありました。先生は私の登校をそれに間に合わせられたら理想だなと思っていた様でした。

この一件で私は皆の優しさに心地良さを感じていました。

そんな中

「若ちゃんって好きな人いる?」と聞かれた。しかし、学年中に沢山居ましたが(笑)なんとなくクラスメイトで変な意味で一際目立っている川島君がその時、たまたま目に付き

「川島君!」と言っちゃいました。

そこまで気にならなかったが、自分が言葉にすることで学年中がその認識になって、周りからもチョッカイを掛けられ、単純な私は好きな様な感じになっていた様に思います(笑)

川島君とは、

度を超えた個性派で毎日の登校ではよく芸人さんが被っている馬の被りものや戦国時代っぽい鎧を付けたり、ティッシュペーパーをグルグル巻にして登校したりしていました。
その中でもビックリし過ぎて引いてしまったのがキョンシー!?、、、。電車の連結部分に''ウンコ"してそれを芸術として写真を撮る様な変人でした。顔は「フルハウス」に出てくるジョーイそのものでした(笑)そんな彼でした。

いよいよ修学旅行の日が近付いて学年中が修学旅行の話しで持ち切りです。

そんな中クラスの男子から「えっちゃん!(一部の男子からの私のニックネーム。意味を問うたら、顔がエロいから、、、って、、、)川島に告白しよ!その機会作るから!(笑)」と言われ、その様な運びとなってしまいました。

つづく

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