植原若子

27歳の時スピリチュアリストに出会い、今までできなかったことが一夜にしてできるようにな…

植原若子

27歳の時スピリチュアリストに出会い、今までできなかったことが一夜にしてできるようになる。現在、身体に触れることで氣を通してメッセージをお伝えし、幸福へ導く「若子のお家」運営開始‼︎

最近の記事

職場でのお昼休憩(38話)

仕事をする上での1番の楽しみは、、、お昼休憩! 安くて沢山メニューがあって、大盛り無料! 日替わりランチも充実社員食堂! 食堂で働いてる方もよく話し掛けてくれて大好きでした。 やはり私は食べることが大好きでした。 お家で玄米弁当を作って持って行ったり行かなかったり。 最初の頃はお弁当も食べて食堂のメニューも食べていました。 職場では集中してた上司も休憩中はほっこりした顔でご飯を食べ、色んな話をしながらのお昼休憩が嬉しくてたまりませんでした。 皆こんな風にずーっと優しかった

    • 新しい環境(37 話)

      惣菜売場に配属になって新生活が始まりました 職場のチームは皆良い人ばかりでした。 一般的な仕事を何度伝えても理解できない事に対してイライラしていましたがそれはそうでしょう。 18歳という年齢もあり、一切の人見知りをしない私を大きな心で受け入れてくれました。 ズバズバ言う私と同じチームで同じ契約社員の南北さんからは「あんた、これが25歳になったら通用せーへんで(笑)あんたと一緒の給料ってのが納得いかへんわー(笑)」とか色々言われてましたが大好きな人でした。 唯一いるパー

      • デパートの地下惣菜売場で働く(36話)

        退院後も玄米菜食を徹底していました。 自分が食べる分は自分で作っていました。 ストレスも無く、そのかいあってなのか肌状態は変わらずツルツル卵肌をキープしていました。 今回、母が見つけてくれていた職種は契約社員としてのデパートの販売員でした。 「デパートの店員さん良いかも〜!」 と軽い気持ちで電話し、面接希望の旨を伝えました。 採用された場合、どこの売り場に配属になるかは面接と筆記試験での結果でした。 筆記試験はほぼ0点だったでしょう! しかし、いつも通り緊張するとニ

        • 入院(35話)

          ご近所の方から「酷い症状ね〜。京都に高雄病院と言う漢方で様々な難病を良い方向に向かわせる病院があるから行っておいで」と教えられた。 早速、母が予約をしてくれたが当時ものすごく人気があった為、受診するのに1ヶ月は待たなければならなかった。 仕事を辞めてからは好きな事だけをして母と毎日過ごす中でドンドン良くはなっていたけれども他の人が私を見たらやはり心配の念が向けられた。 ようやく待ちに待った受診の日が来た。 京都駅に着いてからバスに乗り約40分で高雄病院に到着した。 見

        職場でのお昼休憩(38話)

          高校三年生(32話)

          3年生になれば授業の全ての時間が卒業制作の時間に当てられる。 私は、一畳程の紙に油性の赤ペンで細かい迷路みたいなものを描いて上から水彩絵の具で色を付け赤く染めた米を一粒ずつ貼っていき、最後はガムのパッケージをアクセントに付けた意味不明の作品が出来上がった。 無事、涙の卒業式を迎え、川島君ともバイバイをした。 川島君の友人から 「川島はずーっとえっちゃん(私のあだ名)の事好きやったんやで」 と聞いた。 嬉しく思った。 就職先は母が見つけてくれた。 厳密にいえばア

          高校三年生(32話)

          結婚式場のアルバイト その1(33話)

          面接してくれたのは奥田さんという男性だった。 私のあだ名を「ウサギちゃん」と名付けた。 ヒールを履いてウロウロして足が痛かったが自由自在に歩けて自慢する様に歩きまくって曲がりまくった。 ヒールがあって足が痛ければ歩けるし直ぐに曲がれる!事に気づきとても嬉しかった。 働く前にいろいろと研修が行われた。 何を言っているのか分からなかったが、ニコニコしていた。 奥田さんは上の立場の人の様で皆はよく言う事を聞いていた。 高校生の時のバイトとは全く空気感が違う事に泣きまく

          結婚式場のアルバイト その1(33話)

          結婚式場のアルバイト その2(34話)

          私の仕事の評価はやはり最悪でした。 松井さんと田中さんと奥田さんが話し合って喫茶スペースに移動になった。 そこで、ブランドものが大好きで綺麗な女性の北口さんを紹介してもらった。 2人になった瞬間 「奥田さんエロいから気をつけや。私は彼氏いるのに口説かれとった」と聞いた。 なんだか奥田さんが可哀想に思えた。 北口さんは仕事だけではなく男女の性の詳細な話や従業員の話、お金持ちの人の話、ブランド物の紹介や自分自身の自慢話など沢山教えてくれた。 仕事は何度やっても覚えら

          結婚式場のアルバイト その2(34話)

          アルバイト(31話)

          働く事は好きだった。 母に言うと色々探してくれる。 いろんなところに面接に行って働いた。 面接では、 相手の言っていることはよくわからないが、 ニコニコして、 「はい」「はい」と言っていると働くことができた。 ① 近所のコンビニエンスストア 先輩が「みんな、裏のお菓子持って帰ってるで」と教えてくれた。 嬉しくなって裏に売り物のお菓子が沢山あったので私は沢山持って帰った。 それが、バレて「もう、来るな」と言われた。 ② 近所のお花屋さん 切り花や鉢物など

          アルバイト(31話)

          進路(30話)

          大学か就職か聞かれても何も考えられなかった。 クラスメイトと色々な大学を見学に行った。 凄く大きくてワクワクしたので「大阪芸術大学に行く」と先生に言った。 「今から素描を頑張れば行ける様にするから毎日先生の所においで」 その言葉にワクワクして行ったが。 描く事を指導され、片目をつぶり物の長さを図りながら描く事が面白くなかったので三日後には「就職する」と言った。 私の日常はコロコロ変わるのだ。 頑張る事は分からない。 考える事も分からない。 この事すら脳裏によ

          進路(30話)

          川島君との恋愛の行方(29話)

          結論から言いますと、約2週間程で終わってしまいました。 クラスメイトや担任の先生からは「川島が可愛そう」と言われた。 私は私なりに彼の一生懸命で可愛い愛に押しつぶされそうになった(笑) そして、体調が崩れるほど精神的にもう無理でした。 学校に行けないくらいです。 朝、登校したら門で待っている。 休憩時間も会いに来る。 下校時も一緒に帰る。 学校から帰宅すれば電話が掛かってくる。 肉体同士が会っていない時も私のところにずーっと居る。 川島君に会うのが辛いので

          川島君との恋愛の行方(29話)

          ファッション(28話)

          ファッションに関しては一様自分なりには中学1年生から目覚めていた。 しかし、私が選ぶ服はどれもセンスが無いとか、組み合わせが変とか、1つ1つは可愛いが何故にこれとこれの組み合わせ? と、いつも同じ事を周りから言われていた。 とにかくその意味が分からなかったし、変だと言われたら恥ずかしくは成るがよく分からなかった。 柄と柄を組み合わせたり、派手な色と派手な色を組み合わせたり。 要するに、自分が可愛いと思うものと可愛いと思うものを何も考えずに組み合わせて着ていた。 服

          ファッション(28話)

          初めての告白(27話)

          修学旅行当日。 行き先は北海道でした。 行きは船で帰りは列車の旅。 長い長い道のりを皆、キャッキャッ言いながら出発した。 そして、目の前に現れた大きな船!足早に乗船した。 皆、興奮の絶頂!船に乗り込むと、自衛隊の隊員達も乗船していた。 私も船は大好きだったのでとても嬉しかった。最初は皆ノリノリであったが、徐々に徐々に晴天だった天候が大荒れの悪天候になり、船が左右に大きく揺れまくった。 乗客を落ち着かせようとする放送が流れる中、周りを見渡せば皆、怯えて泣いていたり

          初めての告白(27話)

          もうすぐ修学旅行(26話)

          私が通っていた専修学校は2年生で修学旅行がありました。先生は私の登校をそれに間に合わせられたら理想だなと思っていた様でした。 この一件で私は皆の優しさに心地良さを感じていました。 そんな中 「若ちゃんって好きな人いる?」と聞かれた。しかし、学年中に沢山居ましたが(笑)なんとなくクラスメイトで変な意味で一際目立っている川島君がその時、たまたま目に付き 「川島君!」と言っちゃいました。 そこまで気にならなかったが、自分が言葉にすることで学年中がその認識になって、周りから

          もうすぐ修学旅行(26話)

          久しぶりの登校(25話)

          停学が開けて最初の登校にもワクワクしていた。学校の最寄り駅に着くと担任の先生が待ってくれていた。1ヶ月程この様な状況を作ってくれていた。 母は私が安定するまで、私にバレないように探偵の如く毎朝学校の駅までつけていてくれた事をあとから知った。 久しぶりの登校に他のクラスの人達が私をマジマジと見てきた。 今思えばとても恥ずかしいが、、、(苦笑)。当時、皆が私を相手にしてくれてるんだと思いとっても嬉しかった。 最初の頃は、母と担任の先生とクラスメイトの何人かで私の様子を観察

          久しぶりの登校(25話)

          停学中の過ごし方 (24話)

          無期限の停学になってからはありがたい事に、担任の先生が一週間に一回は家まで訪ねてくれていた。 随分後で母から聞いた話によると、毎日連絡をくれて私の様子を伺ってくれていたそうです。 母は何が起ころうが私や他の人の前では御山の如く平然としてビクともしなかった。私が母に示すだけの要求を100%聞いてくれた。私が楽しいと思える事にとことん毎日でも付き合ってくれた。お陰様で私も楽しくこの状況を過ごすことが出来た。 ゲームセンターでリズムゲームを飽きるまで一緒にしてもらったり、食べ

          停学中の過ごし方 (24話)

          精神科(23話)

          担任の先生の勧めにより精神科にも受診した。 そして行く度に薬が増えていき、結果、頭の中がボワーンと雲がかかった様で人との焦点も合わなくなり、地面もフワフワしていてとても楽しかった。 赤ちゃん返りになり掃除機や色んな物に顔を描き一人遊びが始まった。 傍から見れば異様極まりない状態である。 この時点でどんどんおかしくなっていく娘を側で見て母は処方していた薬を全て捨てた。 極めつけに教室を飛び出して渡り廊下から飛び降りようと勢いよく走った時には自分でもビックリしました。

          精神科(23話)