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出会いは偶然!~パート2~

ずいぶん筆が空いてしまいました。(投稿を忘れてました。(m_m))

出会いはまたまた偶然に。看護師の教え子との出会いから3日後、再び病室で教え子との出会いがありました。

夕方に、私の病室を訪ねてくれたのは、医師になった教え子でした!

私が17年前に浜田市の小学校の教頭として勤務していた時の5年生の子でした。

全校児童20名の極小規模校で、県内1古い木造校舎で狭い校庭は緑の芝生。見かけはレトロだけど、PC整備や校内LAN、TV会議ができるICT環境は最先端!そして、この当時も総合的な学習の時間で未来教育プロジェクト学習を本格的にやっていました!(教頭担任)

彼は、県内の大学の医学部を卒業、研修医を経て、今年度からこの病院で医師としてスタートしたそうです。子どもの頃から頑張り屋さんの彼は、努力して夢を叶えました。そして、これからも更に研鑽を積んでいくと言う彼の自信のある笑顔を見て、とてもうれしい気持ちになりました!

私は、肺がんで入院し、肺の外科手術を行うことになり、主治医は呼吸器外科の先生になりました。

最初の診察は「呼吸器・化学療法内科」を受診しましたが、教え子の彼は何とそこの担当医だったのでした。他の病院からの紹介状で受診したので、違う人が担当だったのですが、場合によっては、彼と診察室で出会っていたかもしれません。

もしも、ガンが再発したら診てくれと頼んでおきました。そうならないことを願ってはいますけど…。

実は、今回の突然の出会いには前段があります。

3年前に彼が大学を卒業し、これから地元の病院で研修医を始めるという頃に偶然出会ったことがありました。浜田市への出張があり、依然勤務した懐かしい小学校跡(数年前に閉校)を訪れたときに、すぐ近くに家のあった彼に会いました。医師としての道を歩み始めた彼と話ができ、立派になった姿の成長を目の当たりにして、懐かしかったり、うれしくなりました。

私がFacebookで看護師の教え子との再開の投稿をしたところ、Facebookの仲間で、この小学校の養護教諭だった方から、「○○くんが医師になってその病院にいますよ。」という情報をくれました。

そこで、私の携帯電話に残っていた彼のお父さん(元PTA会長さん)に連絡をしてみました。

懐かしい話をいろいろして、息子さんの成長がうれしそうでした。そして、先日結婚もした!という話を聞きました。「挨拶に行かせます。」という話だったので、来ることは予測していましたが…。

と言うわけで、病院内のタリーズでギフトセットを調達して待っていました。
「患者さんからの贈り物はもらえない」という彼に「これは教え子の結婚祝いです。」と言って、渡して受け取ってもらいました。

私が病気になって、入院しなければ出会わなかったと思います。「人間万事塞翁が馬」いや「一期一会」ですね。出会いに感謝。

教え子との再会や成長を目の当たりにして、「教師冥利に尽きる」機会になりました。


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