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立春です、出発するのです!何があるかわからないけど、わからないから出発するのです。

今日は立春。
旧暦では、お正月ですね!

立春といえば、厄除け、厄払いは、節分ぐらいまでにした方がいいと聞いたことがあるのですが、私ったら今年が本厄なのに、何もしないままで立春を迎えてしまいました。

といっても、ホントに厄年かどうかは未確認。
近所の神社の厄年表には、私の出生年は見当たらないんだけど、我が母の話によると「男女共通の厄年」というのがあって、私は本厄にあたるんだとか。

ということは去年が前厄。
なるほど、思い当たる節がなくもない。

でも、厄年じゃなくたって病気になることはあるし、大ピンチが降りかかることだってありますからね。

だいたい女性なんて30代ほとんどが厄年だし、東洋医学では、”女性は7の倍数、男性は8の倍数の年に身体が変わる”なんて言われるぐらいだから、人生ってやつは節目だらけ。いちいち気にしていたらキリがない。

と思っている私は、人生の先輩に「厄除けをすると、良いことも払ってしまう」と教わって以来、その考え方を採用しております。

禍福は糾える縄の如し、生きていれば色々ありますよ。
色々あるからこそ、火事場の馬鹿力が出て、人生を変えるような転機にもなるんだと思うし。

チャンスは、ピンチの顔をしてやってくる”
誰が言ったのか知らないけれど、まさに言い得て妙。

まあ今回は、たまたま母が読んでいた新聞に「男女共通の厄年」のことが書いてあったから、自分が厄年だと気づいたわけで、、

母上に会ったのは久しぶり、
正月に帰省したのは十数年ぶり、
元旦の新聞を読む母の側に、私がいるなんてなかなかの偶然。

「厄年だから気をつけなさい!」
と言われたのも、偶然は必然と考えてみれば天の計らいかもしれない⁈ 

もう、つべこべ言わずに用心します。

⭐︎

それにしても、厄年って何のサイクルなんだろう?
東洋医学の7、8年ごとに身体が変化するという方が、公転周期約29年の土星サイクルが符合するので、こちらの方が節目として体感しやすいと思うんだけれど。。

おおよそ7、8年ごと、出生と運行の土星が90度、180度、コンジャンクションになる頃に、生き方、考え方を整える機会が訪れるというのは、天体のサイクルから見ても合点がいく。

身体に不調が出てきたり、これまでのやり方が通用しなくなったり、「このままではマズイ」ということが起きるからこそ、立ち止まって我が身を振り返る。こうした節目を「厄災」と言うこともあるとは思いますが、節目には未来に向けた大事な役割もありますからね。

里山生態学研究室の井上教授の話によれば、竹の節なんかは、強度を増すためにあるんですって。確かに節目がなければ、台風でボキッと折れちゃいそう。

人間と植物を一緒にするのもおかしな話ですが、私達も節目を超える度に、強さやしなやかさを手に入れて、ちょっとやそっとじゃ折れなくなっていきますからね。

節目は、成長点!

いくつになっても、知らないことってたくさんあるものです。

さて、今日は立春。
冬土用の期間も終わったので、そろそろ春に向けて自然界が動きだす節目です。

人間界の方は、なんだかよくわからないカオスな時代になってきて、今年もどうなっていくのかわからないけど、人生なんて、そもそも節目だらけ。

でも、節目、節目、に自分を振り返りながら進んでいけば、どうなるかわからない未来だろうと、折れないで進んでいけるんじゃないかな。

さあ、出発しましょう!


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