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2024年は、好き嫌いを越えた先へ進もう

年が明けてだいぶ経ってしまいましたが
今年もどうぞよろしくお願いします


新年早々から色々なことが起きていますが、みなさまご無事でお過ごしでしょうか。

我が家では、家族が次々と体調を崩した為、被災地のことを思いつつも、まずは身内の手当てに集中しておりました。

自分や家族が元気でいることや、安心して眠れることって、当たり前ではないんですよね。つくづく、なんでもない日々をありがたく感じます。   

被災地の復興は、まだまだ時間がかかると思いますが、まずは、一日も早く被災者の方々の安心安全が確保されるよう祈っております。

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さて、2024年について少し記事にしておきたいと思います。

といっても、占星術では春分が一年の起点となるため、私の頭の中は、まだ新年前。2023年春分からの一年も最終コーナーを曲がったばかり。ちょっと中途半端な時期のような気もするのですが、人間だって産声を上げる前から命が始まっていますからね。今日は、お正月の宙の配置から”新たなはじまりの前に、心がけておくべきこと“を3つピックアップしてみます。

それでは、こちらが2024年はじまりの宙。


なるほど。年末最後の記事でも少し触れましたが、私が気にしていることが、宙の方からも課題として提示されているような配置。


でも、ちょっとわかりづらいので、気になる箇所に〇をつけてみるとこんな感じ。


うーん、ますますわかりづらい…

では、しばし解説にお付き合いください。


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1つ目のポイント。
2024年は、より新たな展開や変化に対応していくことが必要になっていく。
まず一つ目の気になるポイントは、チャートの起点が天秤座で始まっていること。それから3ハウスに天体が集まっていること。そして3ハウスの火星と太陽が、7ハウスと11ハウスのルーラーになっていること。ここから、風エレメントがかなり強調されていることがわかります。

これはつまり、2024年は、より新たな展開や変化に対応していくことが必要になっていくと考えられます。これまでとは異なる立場でものごとを見ることになったり、見えていなかったことが見えてきたり、視点が変わり、視野が広くなることで、「当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかった」と気付くことも増えていくでしょう。

今までのやり方が通用しなくなったと感じた時は、これまで通りに固執するよりも、新たなステージへ進むタイミングと考えた方がいいでしょう。良きものは残しつつ、改めるべきことは改めること。時代にそぐわなくなったものは調整し、バージョンを変えていきましょう。

勝手に諦めないで、わかってもらう努力を。
もう一つ風エレメントの象意で外せないのは、人と人の関り。人と連携したり、協力し合ったり、助け合うことは必須となるでしょう。11ハウスの月と、5ハウスの土星がアスペクトを取っていることから、教育支援、人材育成など、社会全体で人間に投資することもやっておくべきです。ですが、まずは一人一人が、日和らずに自分の意見や理想を主張していくことが大事です。

そして、ここからが昨年から記事にしたかったことですが、最近は話し合うことや議論になりそうなことを避け、早々にコミュニケーションを放棄してしまう人が増えているそうですね。なので、今年はそこが大きな壁となる人もいると思います。

コロナの影響や、IT技術の発達により、人と人が膝を突き合わせて直接会話することも減りましたが、これは進化なのか、退化なのか、悩ましいところ。しかし、どんなに「タイパ」が重要視されるようになっても、自分が考えていることを伝える努力や、相手の気持ちを確認する作業ぐらいは、端折らない方が良いと思うのです。

『風の時代』に入る頃、これからは、通信やコミニュケーションが発展していく時代だと言われていましたが、ふたを開けてみれば、連絡手段が便利になっていくのと反比例して、生身の人と人が関わる能力は低下している様子。人を人とも思わないような物騒な事件が増えているのも、こうしたことが少なからず関係しているような気がします。日本人が大切な力を失ってしまう前に、必要な力を取り戻すべく、コミュニケーションの在り方を再構築していかなければならない。これが風の時代はコミュニケーションの時代と言われる本来の理由でしょう。

変わりゆく時代に対応していくことも必要ですが、大事なことは直接会話した方がいいとか、顔を見た方がコミュニケーションを取りやすいとか、こうしたことは時代が変わっても変わらないはずです。人と関わる為の会話や振る舞いは技術ですから、面倒くさくても、苦手でも、やらなければ上達しません。これからは、人と支え合うことが不可欠になっていきますから、勝手に諦めないようにしましょう。

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2つ目のポイント。
頼りになるのは自分自身。
ポイント2つ目は、天体が、2,3,5,7,11ハウスに入っていること。ここでは、時代を象徴するような象意があるトランスサタニアン(天王星、冥王星、海王星)は外します。

2,3,5,7,11というのは素数ですから、自分と1でしか割切れない数字になります。他の数字で割ることが出来ないということは、他の介入が出来ない、自分のことは自分でということ。これは、1つ目のポイントと矛盾するようですが、人間が生きていく為には、自分で自分を生かし支えることと、他者に力を借り、他者と支え合うことの両方が必要です。

現在、被災地では、「対口支援」という被災自治体と他の都道府県がペアになって支援する制度が活用されていますが、こうした支援だってサポートする側が安定していなければ支えることが出来ません。まずは、自分の足でしっかりと立つこと。それから周りと支え合うこと。

何ごともバランスが大事です!

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3つ目のポイント。
好きキライでものごと判断しないこと。

新年のチャートでは、起点となるASCが天秤座。それから天秤座のルーラーである金星(2ハウス)と、7ハウスの木星がレセプション関係にあります。このように天秤座もかなり強調されていることから、今年は、好きキライでものごと判断しないことも大事になると考えられます。天秤座というのは、全体を俯瞰してバランスを推し量るサインなので、何をどうすれば“この場”がうまく回るのかと考えて動くことも今年の鍵となるでしょう。

そういえば日本の政治界隈では、政治刷新本部なるものが出来たそうですが、それでどれぐらい刷新出来るんでしょうね。そろそろ政治家達も、人間関係の好きキライで派閥争いをしている場合ではないと気付いて欲しいものです。職務よりも人間関係作りに時間をかけているようでは、新たな局面を乗り越えるどころか泥船で沈んでしまいます。風エレメントが司るのは、理想を語り、その理想を人々に普及していくことですから、もう誰が好きとかキライで徒党を組むのではなく、自分の根底にある理想を再掲して、有言実行していくことが大事です。一人一人が自分を律して立ち、派閥や党を越えてそれぞれが持つ力を生かせるよう適材適所に人員を配置する。もしもそんな改革が出来れば、落ちぶれた日本を再建する手立ても見えてくるような気がするんですが…

もう私達も、好き嫌いや損得で人を選ぶのはやめましょう。


2024年の鍵は、共に支援し合えるカウンターパート
さて、気になることは色々ありますが、そろそろ〆たいと思います。

今年は、自分でなんとかしなければいけない状況になるかもしれません。一人で不安になることもあるでしょう。ですが、そんな時こそ自分の力を信じて、自分の理想を頼りに進んでいくことが大事。そうすることで、互いに支え合い、共に成長していくことが出来るカウンターパートも見つけやすくなります。その為にも、周囲に自分のことをわかってもらう努力や、思っていることを伝える手間を省かないようにすること。これが新たな始まりの前に心がけておくべきことです。

2024年は本格的に冥王星が水瓶座に移動していくため、社会全体の流れが大きく変わっていくと予想されます。水瓶座というのは、風エレメントの最終形態ですから、流れに乗るためにも、まずは風エレメントの基礎となる3つのポイントをおさえておきましょう。


では、今年も共に歩んでいきましょう!



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