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愛があれば何でも乗り越えるべきなのか?「トキシック・リレーションシップ」(有害な関係)の特徴

こんにちは。セックス・エデュケーターの此花わかです。

みなさま、いかがお過ごしですか?

近年、トキシック・マスキュリニティ(有害な男らしさ)が話題になっていますよね? 家父長制による「男らしくいろ」という社会的プレッシャーが、男性に様々な”有害”な影響を与えて、それが暴力、自殺やうつ病などの一因にもなっているとされています。特に欧米では、トキシック・マスキュリニティを題材にした映画やドラマがたくさん作られており、これまで見なかった男性像が登場します。例えば、弱音をはける男性、女性っぽいとされてきた美しさを好む男性、競争を避ける男性、暴力が嫌いな男性など、「男は男らしく」というジェンダーロールから解放された男性像が描かれています。この背景には、男も女も性別役割分業から解放されて「自分らしく幸せになろう」という新しい価値観が生まれていることにあります。
さて、パートナーシップにも同じことが言えます。「どんなに問題があっても、愛があればお互いを支え合うべきだ」「愛し合っていれば、どんなことも乗り越えられるはず」「愛があれば再構築すべき」という社会規範がありますよね。しかし、それは”健全な関係”だけにあてはまります。あなたのパートナーシップは健全、それとも有害でしょうか? 今回は、トキシック・リレーションシップ(有害な関係)の特徴と、その終わらせ方についてお話します。

こちらは読者限定theLetterです。


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