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日経平均の暴落は予測できた?

金の先行性

前回の記事で5月6日に金が完全に底打ちを果たしたと書きました。

と同時に、推測できることができます。
(推測ですよ、あくまで。未来のことは誰にもわかりません)

それが何かというと、世界全体の流れが変わったのではないか?
という推測です。

というのは、金が買われる時はどういう時かと言うと
(1) 有事
(2) インフレ

ざっくり言えばこの2つが買われる時です。

このうちのどちらか、あるいは双方に対して、金融市場が匂いを嗅ぎ取っているためにトレンド転換が為されたのではないか?

そう推測することができます。

そうなれば日経225の売りも有りでしょうし、ここ1年の「日経225の暴落→ついに暴落開始か!→翌日反転」のやり取りに辟易していた人はプットオプションの買いでも良いでしょう。

あるいは、そこまでいかなくても、暴落の心構えだけはしておくべきでしょう。

推測の結果

先週末発表された雇用統計の下振れ(過去最大のズレだったそうで)が、市場を恐怖に陥れていたからでしょうね。

さらに、先日発表されたCPIまで3.6%→4.2%へと上振れた。
ここで流れが決定的になったようです。
(長期的には、わかりません。短期的には、です)

ローソク足が金、濃い緑色のラインチャートが日経225ですが、

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市場のムードは一転悲観ムードに。

ズガン!と落ちて、なんと日経平均は3日で2,000円超も下落しました。

株式投資をしている人の中には「なぜ!?」という方もいたかもしれませんが、金から世界を見てみると、最低限推測だけはできたわけです。

和亀

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