GOLD 逆三尊完成
三尊
テクニカル分析の代表選手に「三尊」があります。
チャートがM型になる「ダブルトップ」、それにさらに山が1つ増えたのを「トリプルトップ」と言いますが、三尊はトリプルトップの真ん中の山だけ高くなっている一形態ですね。
ヘッド・アンド・ショルダーズ
この三尊。名前が渋すぎて、THE.昭和の相場師が付けました、という呼び名ですが(笑)、実はこの形態は海外でも「ヘッド・アンド・ショルダーズ」と呼ばれている有名な形態なんですね。
ちなみに、「三尊」は3回値段が上を目指して、跳ね返され「ここから下がるぞ!」というサインです。
逆三尊
そして「逆三尊」はその逆。3回値段が下を目指して、跳ね返され「ここから上がるぞ!」というサインです。
そして、その逆三尊が昨日GOLDで完成しました。
実は逆三尊はただこの形が完成すれば良いというわけではなく、ネックラインと呼ばれる、上の図で言う金色の点線部分を超えて初めて完成されたと言われています。
私は念のため高い部分(三尊の場合は低い部分)にあたる赤いラインを超えたところ(6475円)で逆指値をかけていましたが、正規のネックライン(金色の点線)も私の逆指値ポイントも気持ち良いぐらい突き抜けて、昨晩逆三尊が完成しました。
日本テクニカルアナリスト協会の教科書には『ヘッド・アンド・ショルダーズは、天井局面で数ヶ月から1年以上かけて形成されるパターンである』と記載がありますので、2021年6月2日から完成した逆三尊ですから完璧ですね。
どれだけ上がる?
さて、ネックラインを突き抜けて、金はどこまで上がるんじゃい?という話ですが、これまた日本テクニカルアナリスト協会の教科書によると、2通りの可能性が考えられます。
[パターン①] 逆三尊を形成するまでの下げ幅分
と言われてもよくわからないと思うので、図で示すとこういうことです(青い四角)。
この目標値は6746円です。
[パターン②] 谷底から上げた分
図で示すとこういうことです(緑色の四角)
こちらの目標値は6819円
私の設定したネックラインからなら、
こちらの目標値は6869円ですって。
こんなことになったら本当に最高ですね。
私は6475円でヒットしてますので、パターン②なんかになったら、1枚あたり(6869円-6475円)×1000g=394,000円の利益。
あまり欲深くいかず、6746円で半分、6819円でいったん利確しよう。
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