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育児と仕事、私はこうやってる

うちの家には0歳児がいる。
大泣きしたと思ってミルクを上げたら、ちょっと飲んですぐ爆睡し、またお腹が減って大泣きする。すぐ泣くならもっと飲めばいいのに、と思う。
また別のときは、眠たいということを訴えて泣く。眠たいなら寝たら良いのに、と思う。
もちろん、そうはならないのが0歳児だ。

これまで、仕事を通して「育児と仕事の両立は大変なものである」というのを沢山聞いてきた。
当事者ではなかった自分は、何が大変なんだろう?と思いながらも、とにかく乗り切るには準備をしておかなければヤバそうだ、と感じていた。

なので今日は、これまでどんな準備をしてどうやって今乗り切っているのかなどを完全個人的な視点で書いてみようと思う。同じような歳の子供を育てる方はもちろん、これから育児を経験するかもしれない人も是非読んでもらえたら嬉しい。

ただ、まだ育児をして1ヶ月ちょっとの視点なので、これからどんどん複雑化していくという前提で、今時点で感じていることを書いている。

そもそも何が大変か

個人的に感じているのは、大きく2つある。1つはかなりのマインドシェアが奪われるということだ。

・あれ、3時間前にミルクあげたからそろそろ泣いちゃうな
・そろそろお風呂入れないと寝る時間遅くなっちゃうな
・外出するなら授乳室とかが充実してるところがいいな
・ベビーカー入れて、泣いても迷惑にならなそうな広めのお店あったっけ?
・用事済ませたいけどその間のお世話は誰に頼もう?
・そういえばワクチンの予約をしないといけないんだった

なにか1つの行動を取るにも、考慮すべきポイントが沢山ある。

これまで私はプライベートがかなりガサツで、未だにマイナンバーカードすら作るのが面倒で持っていないのだが、自分の子のことはさすがにガサツではいられない。

2つめは、もう自分のペースでは生きていけないということだ。

休日に好きなだけ寝ることもできないし、ダラダラ布団の中でYoutubeを見ることもできない。仕事に夢中になって集中し続ける時間を確保するのも難しい。そうこうしている間に、止められないアラームのように定期的に赤ちゃんは泣く。

基本的に家庭内の生活リズムは赤ちゃん中心となって動くことになる。昔のように自分の時間を100%自分のために使うことは許されない。

気づいたら自分のご飯食べそこねていた、ということは、しょっちゅうある。

これら2つは、子が生まれるまでは想像つかなかった大変さだった。

私はこうやることにした

まず、いわゆる"良い母親像"を目指そういうのは、産後1週間くらいで諦めた。(いや、嘘かも、もう最初から思ってなかったかも笑)母乳は一度もあげたことはないし、保育園も生後2ヶ月の最短で入ることになっている。
私が考える絶対に譲れないことは、「我が子に笑顔で接すること」であり、それが最も優先順位が高い。それを諦めてまで良い母親像になる必要はないので、そうならないような選択は取らないと決めている。

次、いちばん大事なのはチーム作りだと思った。自分一人で育児するのは難しく、夫だけでなく両親を含め、全員で育児をしていくというチームを作ることにした。
これはもう産前から仕込んでいた。

そのために大事なことは「情報と課題をすべて共有する」ことだと思った。例えば、保育園選びを1つとっても、0歳から入れる保育園がなかなかないことや入園のためのタスクはいつどんなものがあるのか等、すべて共有していた。最初はもちろん誰にも聞かれてもいないのに、逐一共有するようにしていた。
そうすると、例えば地域の知り合いの多い両親は、知り合いに保育園情報を聞いたりして情報収集を手伝ってくれた。

とにかく、自分にしか情報と課題が集まっている状態はできるだけ避ける。情報と課題が集まっているとすべてのタスクや意思決定が自分に依存してしまうので、自分がいないと回らない状態になってしまう。
チームの中で、出来ることをみんなで動けるような体制を心がけた。

そういうことを経て、夫と両親を含め、みんなで育児を出来ている感覚がある。生まれてすぐの一番大変な夜間授乳も全員交代で夜勤を担当したり、平日の育児もそれぞれが時間を作りながら分担をしたりしている。

育児には正解がない。だから、自分が大事にしたいことと照らし合わせて、自分にあう方法を見つけるのが一番だと思う。
なので、自分のやり方が必ずしも正しいものと伝えたいわけではなく、もしいま苦しんでいる人がいたら1つの例として参考にしてもらえたら嬉しい。


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