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幸せそうなあいつは「自己中」で「鈍感」だった

摂食障害がよくなる方法は意外にもシンプルだったりする。

「自己中」「鈍感」になること。


自分が好きなことをして、
自分が好きな人に会って、
自分の好きな場所に住んで、
自分の好きなものを食べる。

そう、自分の意思を取り戻すことだ。


今まで知らず知らずで我慢していつしか殺してしまったものを、もう一度自分の中に芽生えさせることなのだ。


「世間体」「親目線」「友達目線」「自分」今まで、色んな角度を気にして、意思決定をしてきたかもしれない。

「合わせるよ」「それにしよう」「あなたはどう?」自分より周りの意見を優先してきたかもしれない。


いつしか、
「親にとってとよい子供」になって
「彼氏にとってよい彼女」になって
「友達にとってよい友達」になって
「世間にとってよい人間」になって

もう自分の意思がどこにあるのか、自分が誰だか分かんなくなっちゃってるかもしれない。


嫌われたくなくて、認めて欲しくて寂しくて、かまって欲しくて、とにかく「理想の自分」の仮面を被り続けてきたかもしれない。


その偽りの自分を愛してもらっても本当の幸せを掴めないことは、きっと誰よりも自分がよく知っている。


「自分なんかが言っても誰も見向きしてくれない」「これで誰かに嫌われるならいい子にしていたい」 「もう自分だって何だっていいんだ」


自分の思いを自分の言葉で発するってとても怖い。


だけど、100人が偽りの自分を愛してくれるより1人が本当の自分の言葉を聞いてくれる方が間違いなく幸せだ。そう胸を張りたい。


本当の自分の言葉を聞いてくれる人がいたらきっと、少しは、自分で自分のことも許せるようになる。自分が何者なのか見えてくるようになる。


そうしたら、あとの99人の目はだんだん消えていく。あれだけ怖かった「誰かの目」がだんだん見えなくなってくるのだ。不思議な現象だ。


急に声をあげて泣けなんて言わないし、急に走り出さなくていい。


今日なにしたい?という問いに「散歩したい」「寝ていたい」、そうやって自分の意見を言う練習から始めたらいい。

洋食がいい?和食がいい?という問いに「今日は洋食の気分」って返せれば、もう合格。


そうやって小さいことから始めると、自己中(自分の意思を言葉にできる)で、鈍感(他人の目が気にならない)になれる。

それがきっと自分の人生だ。

大丈夫。きっと見つかるから。大丈夫。きっと誰かがいるから。



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竹口和香

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