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✈俳句幼稚園弐 「め」: 聖樹、(芽キャベツ)


銘々へ根もと彩らるや聖樹

(めいめいへねもといろどらるやせいじゅ)
聖樹/仲冬

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いくつか迷いました。
銘々へ聖樹の根元の彩(いろどり)
銘々へ聖樹の根元や彩(いろどり)
銘々へ聖樹の根もと彩られ(いろどられ)

季語「聖樹」の前に切れ字の「や」を置いて、最後に下からクリスマスツリー全体を見る様子を描いて、上の句にしました。が、読んだ時の流れは、今一つです。
あ!これは、家族や親戚同士へのクリスマスプレゼントのいろいろな包みが、ツリーの下にだんだんと増えていっている時の様子です。
うちでは、クリスマスプレゼントはもっぱらイヴの枕元に...でしたが、海外のドラマや、欧米スタイルで生活をしている友人達の話からのイメージです。「銘々へ」や「根もと」だけでは、全く伝わらないかも..だったらすみません!


<オマケ>

芽キャベツや好きにならうと半世紀

芽キャベツ/三冬

「め」始まりの季語で..と思っての「芽キャベツ」。
「ならう」は「なろう」を旧仮名にしました。
半世紀は、ま、アバウトで。
芽キャベツ。見た目は可愛いし、何度も「きっと美味しいはず」と思って食べてみるのですが、いえ、食べられるけれど...。な、存在です。

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今日もお読みくださり、ありがとうございます!
よろしくお願いします。