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20190607「やまない」

明け方から雨で、日中はなかなかの量が降った。最近雨が降るとTVアンテナの具合が悪くなる。いろいろ手は尽くしてみたが、もう自分たちではもうどうしようもない。

夜は、友人と友人の舞台を観に行くことになっていたので大阪へ向かう。チケットも無理くり手配してもらったので、さすがに手ぶらではなぁと思い、四条に行っておしゃれアンパンでも買っていくかと決めた。

いつものごとく家を出るのが結構ギリギリになってしまった。買い物をして間に合うか不安になりながら最寄り駅へ到着すると、四条行きの電車が遅れているとのアナウンス。より不安になった。
定刻から5分ほど遅れて、四条着。目標の時間に大阪へ到着する電車の発車は10分後。いそいそと目的のパン屋に急ぎ、バババッと選ぶ。おしゃれな箱にも詰めてもらいたい。タダだし。舞台の終演がちょっと遅いので、自分の小腹を満たすものも買って、小走りで改札へ。なんとか無事に乗りたかった電車に乗れた。パン屋が駅構内にあってよかった。
帰宅ラッシュは外せたと思っていたが、電車はやけに混んでいた。

京橋で環状線に乗り換え。今日でオレンジ色の車両が引退だという話を聞いていたので期待したが、普通に新しいのが来た。
途中、車両基地みたいなところで、オレンジ色の車両を見かけた。基地のフェンスの外にはファンらしき人たちが数人いて、そこそこ距離はあったがカメラを構えて写真を撮っていた。

無事に当初の目的の通り会場へ到着。友人とは会場で合流。初めて入ったホールだけれど、結構年季の入ったいい感じのホールだった。場内は満席。外には立ち見席の列もできていた。場内で観客整理しているお姉さんの声の出し方が堂に入っていて「もう芝居は始まってるのかな」というような話をした。

大きな音楽と共に開演。途中休憩を挟んで2時間30分。みっちりクオリティの高い演劇を楽しんだ。カーテンコールでは会場総立ちのスタンディングオベーション。古典なので言い回しで笑える部分もあったが、とても観やすい作品になっていた。

楽屋へ招待されていたので向かう。楽屋口では主演の出待ち群がすでに形成されつつあった。楽屋挨拶は嬉しいけどちょっと苦手だ。緊張するから。嬉しいけど。なんやかんや話をして「次は年末かな〜」なんて話をして、じゃあねと楽屋を出た。この2年ほど、3人で忘年会をしている。
2人で楽屋口へ出ると、主演の出待ち群はより大きくなっていた。

もう既にそこそこいい時間で、それぞれ神戸と京都へ帰らねばだったが、梅田で軽くご飯でも食べようと移動。それこそ半年ぶりくらいだったが「そろそろ会って話をしたいなぁ」と思っていたので、すごく良かった。時間が無いのが惜しかった。

「最近順調?」と聞かれたので思っている事を話すと、全然業種も違うけれど、意外とお互い似た状況で笑ってしまった。お互い頑張ろうと、うどんとか食べて解散した。近々またご飯行きたい。

しょぼしょぼ降っていた雨も、京都へ戻ってきた頃にはすっかりやんでいた。湿気の中、家まで歩いて帰った。何人かと話したり、物を観たりして、なんかちょっとリフレッシュしてきた。頑張るしかない。

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