橋本 きわこ|ACTA+

サステナブルの正論を”憧れ”にするアート『ACTA+』|共同創業者|実家は廃棄物処理企…

橋本 きわこ|ACTA+

サステナブルの正論を”憧れ”にするアート『ACTA+』|共同創業者|実家は廃棄物処理企業|2児の母|Twitterで繋がりましょう👊

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環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(1.現代アートと思考のきっかけ編)

今回は、今年第2回目を迎えたCOIL Upcycle Art Contest(以下、CUAC)が持つ存在意義についての紹介を書いてみようと思います。共感してくださった方はいいね♡お願いします。 廃棄物アートの公募は未来の“Improbable(起こりそうもないこと)”が生まれるきっかけ 廃棄物を使った現代アートの公募を企画するきっかけとなったのは、今人類が直面している、「環境課題の解決が難しいことにより感じる未来への絶望感」という課題の存在。 いつ実現されるか分からない

    • 競艇場で廃棄物アート展!?サステナブルな世界観を鑑賞する『見て・触れて・聴く』アート作品展を徳山SGグランドチャンピオンにて開催しました。

      展示会では、廃棄物からできた「触わってOK」なアートなど計12作品の展示と、「アートをハックする」をコンセプトとしたアート制作体験を実施。会場には、家族連れだけでなく、競艇を観覧しに来た大人の方々の姿も。 『サステナブルを、もっとクリエイティブに。』をコンセプトとする廃棄物アートの公募展COIL Upcycle Art Contestは、山口県周南市の徳山ボートで開催された「33rd SGグランドチャンピオン」にて、巡回展「廃棄物に『見て・触れて・聴いてみると、新たな価値が

      • アート公募展を越えたクリエイター同士のコミュニケーション創出イベントを行いました

        こんにちは。COIL Upcycle Art Contestディレクターの橋本です。 先日、歴代の公募入選作家さんたちを招いた念願の交流イベント「しゃべり場」を行いました! 参加いただいた作家の皆さま(*1)からは、『普段同じ公募参加者と話す機会がなかったので、新鮮で楽しかった』『活動をする上での新たな気づきや学びに繋がるので今後も継続してほしい』など嬉しいお言葉をいただきました。私たちのミッションである「クリエイティビティによってサステナブルな世界観を創り、文化のスタンダ

        • 廃棄物のアート『見て・触れて・聴いてみると、新たな価値が見えてくる展』を開催|3月12日まで

          廃棄物を使ったアート作品の公募展「COIL Upcycle Art Contest」の歴代2年間の入選作品を用いた企画展を、熊本県宇城市にある不知火美術館にて開催しています。 アート作品というと、手が触れてはいけないといった制約が多い印象ですが、本展示では、実際に手で触れることのできる作品を展示することで、より深く作品と触れ合うことができるようになっています。(優しく触ってくださいね。) 資源を循環利用するサーキュラーエコノミーや持続可能性の重要性が説かれる社会において、大

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        環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(1.現代アートと思考のきっかけ編)

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        • 廃棄物のアート『見て・触れて・聴いてみると、新たな価値が見えてくる展』を開催|3月12日まで

          〈見て.触れて.聴ける〉作品によって”サステナブルな資源循環の世界観”に触れるアート展を開催中

          COIL Upcycle Art Contest 2022終了と最終審査展開催 2022年6月1日より公募が始まった、「サステナブルな世界観を文化のスタンダードにする」をミッションに掲げる現代アート公募展〈COIL Upcycle Art Contest 〉の2022年度最終審査会が2022年12月10日に主催企業である株式会社中特ホールディングスの本社にて開催され、1次審査で入選を果たした7組計8名のクリエイター同席の元、プレゼンと審査が行われました。 入選者7作品の中

          〈見て.触れて.聴ける〉作品によって”サステナブルな資源循環の世界観”に触れるアート展を開催中

          環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(2.廃棄物課題の現実と向き合う)

          廃棄物管理の本質を考えてみる。 廃棄物管理の視点で見ると、日本はゴミ削減と3R導入を越え、循環型経済の構築という段階に立っている。埋め立てや焼却などの直接的な廃棄物管理に関する課題は主に途上国に該当し、先進国は世界を先導する立場として、いわば未来のためのしくみ構築をしなければならないのである、 私たちが1度は聞いたことがある言葉、3R。 3R(抑制・再利用・再資源化)という言葉は、90年代生まれの私にとっては義務教育時代から学んできたのでよく知っているつもりだ。 その

          環境問題を考える廃棄物アートの公募、COIL Upcycle Art Contestの存在意義(2.廃棄物課題の現実と向き合う)

          社会の分解者|廃棄物アーティストという存在

          2022年6月1日、私がディレクターを務める廃棄物を用いたアート作品の公募「COIL Upcycle Art Contest2022」の応募受付が開始された。 昨年運営事務局の立ち上げと第1回のコンテストが開催され、全国から123名の一般人からプロの作家まで様々な背景を持つ人たちからの応募が集まった。 最終審査にてグランプリを授賞したのは岡山県在住の現役大学生、金崎晟南さんの作品「Has an aura.」(トップ画の作品)。廃棄物という存在が人の形に化け、自らを捨てた人間

          社会の分解者|廃棄物アーティストという存在