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音楽用サブスクサービスを使ってみて思ったこと

 最近になってようやく音楽用のサブスクサービスを利用し始めました。理由はダウンロードで購入していたアルバムの数が気がついたら結構な数になっていたため。使わなかった理由はいろいろありますが、使ってみると(使い始めた今の時点では)とても楽しく、聴いてみて気に入ったものはハイレゾかSACD、なければCDで購入する、といった具合です。
 今のところ、元々知っている作品やアーティストを探すところから始まり、自分はこういった作品が好きなんだな、というようなことを再確認する日々です。心掛けているのは大事に聴くというところでしょうか。
 面白いのは、音楽本といいますか、カタログ本の存在感が自分の中で増したことです。以前買ったオブスキュアなものに特化したものからクラシックに至るまで、読みながら楽曲を探すのは楽しいです。自分としてはニーズがあるように思うのですが世間的にはどうなんでしょうね。
 クラシックにお詳しい方々はご存知なのかもしれませんが、自分が最近本で読んで初めて聴いて良かったものの中でアンセルメのペトルーシュカ(ストラヴィンスキー)の録音があります。モノラル録音で、演奏も含めて自分にとって好きな部類に入ります。これに関しては本のものと同じジャケットがあったのですぐに見つかりましたが、中には再発やCDでのリリース時にジャケットが変わったものが当然ありまして、見つけにくいものもあります。少しだけLPのジャケがトリミングされて使われているものもあって、これが探しているものかも、といった具合に探すのが楽しかったりもしますが、自分のように本から探す人がもし結構いるなら、サブスクにアップしているレコード会社の方々は意外と昔の音源を昔のジャケットでアップすると、もしかしたら聴かれる率がアップするかも、なんて思いました。
 モノラル録音は以前から好きなのですが、最近はロイド・グレンとかも良く聴きます(曲名がチカ・ブー以外なかなか覚えられませんが)。ただ、これもリマスタリングの仕方なのかわかりませんが、聴きやすいものとそうでないものがあると感じます。体調にもよりますが、耳に優しいものとそうでないものがあるように思います。
 近況も兼ねてここまで書きましたが、少し脱線して今後の自分の予定を書かせていただきますと、4/21は三原(広島)での砂元社中さん主催のお箏の演奏会にHIDE×HIDEのお二人と共にゲスト参加します。

4/23はチェロ演奏家の松本ゆり子さんのスタジオライブにピアノと初演楽曲を携えてのゲスト参加させていただきます。

5/6(と6/10)はHIDE×HIDE三尺秀水です。ピアノ、アレンジでの参加で、ピアノソロもございます。

5/24はピアノトリオwarp jamのレコ発です。

もしご都合よろしかったら是非お越しくださいませ。 若い頃に何から何まで買うのは無理だったわけですが、その点だけ考えますと(サブスクにアップしていないアーティストの方もいらっしゃいますが)、ある意味夢のような時代ですね。ただ、アーティストにとっては逆の要素が多いようにも思いますが……。アーティストへの利益の還元率が増えると、こういったサービスは成り立たないのでしょうか。個人的には某サービスでは1000回行かないと利益にならない、あるいは淘汰されるという話なので、それも何だかなあ、という感じです。10年後は一体どうなっているんでしょうね。

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