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アンドロメダ銀河を見た

今宵は月齢8.7の月が出ていて、月面の明るいところと暗いところの境目に近いところにコペルニクスクレーターが立体的に見えてスゲエなあと思い、それなりに満足したつもりであった。プレアデスも見えたし。

しかし21時を過ぎた頃、ネットを見ていたら「星空の暗視に慣れるまでは30分かかる」という情報を目にした。もっと長い時間観察していなければダメだということがわかった。

かみさんにそう伝えたら「チェアリングすればいい」ということになって、早速冬のコートを着込んで、双眼鏡を片手に二人外に出た。家の横は空地になっており、楽に店開きできる。

そうやって目当ての「星雲」を探索し始めて10分くらい経った頃、とうとう長年の憧れだった「アンドロメダ銀河」を見つけることができた。「秋の四辺形」と「カシオペア」を目安に、ぼうっと光る銀河に辿り着くことができた。8×42を使っている私だけでなく、8×24のかみさんも見つけることができた。

ぼうっとした明るさの大きさは月より少し小さいくらいなので(実際の視直径は月の5倍)、銀河中心部の明るいところだけ見えていたのであろう。

「やったー、アンドロメダだあ」と思わず声に出して喜んでしまったので、かみさんからたしなめられる始末であった。いったい何年のあいだ、「アンドロメダ銀河」を見たいと思ってきたことか。

繰り返し何度も見つけることができたので、雲の見間違いということはない。感激なのであった。

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