今すぐ実践できる、間違いなく撮影レベルが上がる「気をつけるべきポイント」
※ヘッダー画像は特に内容とは関係ありません
いい写真ってなんだろうと考えると、おそらく答えはそう簡単に出てくるようなものでなく、とんでもなく難しい話になってしまうのですが…
少なからずとも、抑えるところを抑えていて、守るべきポイントをしっかり守っている、ある種「ルールに則った」状態であることが大切になってくるものと考えています。
ルールとか決まり事って堅苦しいことだらけで大変そうだし、なにより気にするのは面倒くさいし、そういうの押し付けられるのって嫌…みたいな反応になりがちですが、
実はめちゃくちゃに簡単な、そんなこと?ってところを気にしてやるだけで、気にしていないときとは比べ物にならないくらいしっかりかっちりした写真が撮れるようになるものです。
そんな「気をつけるべきポイント」をご紹介~
まずは基礎の基礎
レンズを綺麗にする
スマホだろうとカメラだろうと、レンズが汚れているとビビるくらい画質が悪くなります。
具体的には
このくらい違います。一眼の交換レンズだと、表より一番内側のレンズが汚れてると差が出やすいかも。
この差を気にしないってことはありえないだろうし、しかもそれがシャツの裾か袖かででも拭けば終わるようなのにやらないってことはないですね。
カメラのレンズだとちょっと躊躇しちゃうひともいるかも知れませんが、砂を噛んだりしなければシャツの裾くらいなもので拭いても一発で駄目になるようなことはありません。なんでちょっとでも汚れてたら躊躇なくレンズは拭こう。
ちなみにレンズやカメラの保管状況が悪いとレンズ内部やファインダー内部にカビが生えてしまうことがあります。
ファインダー内部は見にくいだけで画質に影響はないですが… レンズにカビが生えると光の当たり具合によって、レンズが汚れていたときよりも強めに、なんかもやもやした感じになったりします。場合によっては除去するのも難しくて買い替え以外手段がなくなってしまったりもするので、普段から風通しがいいところにおいておくのが良さそう。
関東住みの自分は防湿庫のたぐいは一切手を出したことなく、部屋の中に常に転がってる勢いで補完してますが、日本海側の人はこれからの一生鉛色の空でどんよりジメジメしている時期が結構ヤバいみたいですので、機材を長持ちさせるなら導入を検討しても良いのかもしれません。
余計なものを写し込まない
画角の中に余計なもの、例えば撮影機材だったり、他の撮影者だったり…生活感あふれるアイテムだったり、注意書きの掲示物だったり、あまりにいろいろなものが挙げられるのですが、それらが写真の中にあるとそれだけでせっかくの一枚はだいぶ台無しになってしまいます。
被写体に集中していると面白いくらいに気づかないもの。帰ってきてから気がついてトリミングをして終わればいいですが、大体の場合はどうしようもなくなってしまっています。
現地でサポートなりがいたらこういうのに気づいてあげることは本当に大切です。
イベントとかだと被写体の背後に他の人がいたりするので、そういう場合は画面外に抜けるまで待つか、動かなそうだったら声をかけて場所を移ってもらうなりが必要になってきます。
顔などをぼかせばOKというわけでもなく、できればそこに居ないほうがいい結果になるものですから、ここはできれば妥協しないで頂きたいもの。
被写体を見切れさせない
腰上、バストアップという寄り方であれば当然足元は切れるし、ガッツリ寄ったカットとかだとまた話は違いますが。基本的に手足や頭はしっかり画面の中に収まっていたほうがいいです。
構図のとり方なりポーズを変えるなりして、被写体が見切れることのないように注意しよう。
ピントを合わせる
当たり前のようですが、これをちゃんと突き詰めるかで仕上がりに差が出てきてしまいます。
最近はAF性能も良くて、なかなかに大外しすることもないのですが…油断しているとすっぽ抜けてピンボケになっていることがあるので、撮ったらしっかり確認することが大事。
自分は等倍で見て大体これくらいの基準でピンボケのカットを弾いています。
Twitterなりに載せる大きさ(長編4096px)までだとそんなに気にならないのかもしれませんが、念には念を入れて、という感じです。
逆に、縮小してのっけるならそこまでシビアにならなくて良いのかもしれません。実際の表示サイズくらいにするとこれなので….かなり辛口判定ですね。
あとから直そうとPhotoshopなり使っても、全部自分で書いていくくらいしないとまず無理なので絶望的です。その場でキメてやる以外無いです。
とりあえず、第一回として触れるのはこのあたりでおしまい。
まだまだこの手ので気にしたほうがいいことってたくさんあるんですが、どうでしょう、そんな難しい、めんどくさい事じゃないですよね?
このくらいのレベルの色々に気をつけてしっかり守っていくことが、撮影力を上げていく上で一番大切と言っても間違ってないようなものです。
今回触れたことは機材がなんであろうが、気をつければ誰でも解消できるようなことだけなので、ぜひとも今この瞬間から意識してみてほしいなあ。
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